難関試験においてのメンタルケア
資格試験、勉強をしていく中で大切になってくるのは精神的安定です。不安や悩みを抱えながらの勉強は効率も悪いですし、自身の体調にも影響してきます。今回は試験勉強に全力を出すためのメンタルケアについて考えていきたいと思います。なお、今回も持論的な部分が多くなってしまうと思うのでご注意ください。
☆目次
- 1.悩むことは悪いことではない
- 2.オフの時間を作る
- 3.普段の勉強では不合格より合格を信じること
- 4.試験当日は合格する気で行くけど、来年もあると心に保険をかけて挑む
- 5.同じ不安を持った仲間を見つける
- 6.まとめ
- 7.次回の予定
1.悩むことは悪いことではない
人は誰しも多かれ少なかれ、何かしらの悩みを抱えて生きています。悩むということはそのことに真剣に取り組み考えていることです。別に悪いことではありません。ただ、それが本来やららなければならないことの妨げになってしまうのは、非常にもったいないことです。
資格試験の勉強をしている、特に合格率が10%に満たない難関資格の合格を目指しているひとは、常にいつ合格できるのかという不安と戦っていると思います。現状の私も同様です。勉強を始めて2ヶ月程は、勉強が面白く不安などは特に感じていませんでしたが、それを過ぎると科目数の多さ、条文の読みにくさを徐々に知りこれは1年ではとても合格できないと感じるようになりました。しかし、悩んでいても時間は待ってはくれません。私の場合、悩んでいる時間を勉強に回すことで不安に感じる時間を短くすることができました。そして本試験当日、自分では満足できる結果を生むことができました。まだまだこれからですが、今も悩んだらその分勉強と考えて頑張っています。
2.オフの時間を作る
不安を勉強で取り払っても、100%気持ちを勉強に持っていくことは容易ではありません。そこで、ある程度割り切って、勉強しない時間を作ることも必要です。これ以上机に座ってても勉強できないと感じたら、気分転換に自分の好きなことをすることも1つの手です。
不思議なことに、いくら考えても分からなかった問題が、次の日あっさり解決したなんて経験がある人は相当数いると思います。ガチガチに凝り固まった頭では、分かるものも分かりません。気持ちをリラックスさせることで頭が働くので、休憩もある程度は必要です。
3.普段の勉強では不合格より合格を信じること
今、必死になって勉強しているのは、当たり前ですが合格に向かって頑張っているからです。初めから不合格だろうと考えて勉強してはやる気も下がる一方です。勉強するなら合格だけを信じて勉強するといいと思います。私もこれは常に自分に言い聞かせながら勉強しています。
正直なところ、私も割と追い込まれながら勉強しています。応援してくれる家族や、自分の年齢、環境等を考えると、焦りが自分に相当なプレッシャーを与えてきます。強い人であればプレッシャーもまた力に変えることができるのでしょうが、私はそこまで強くないので自分は自分と割り切ることで自分のメンタルを保っています。
4.試験当日は合格する気で行くけど、来年もあると心に保険をかけて挑む
本試験の直前期、特に当日はものすごい緊張で押しつぶされそうになります。試験は始まってしまえばそんなこと考えることはないのですが、私も行きたくない、早く終わって欲しいと1時間に1回は考えていました。(お試し受験の私がこんなに緊張するのですから、いざ本番となるとどうなってしまうのか・・・。)こんな緊張感の中、本当に実力を発揮できるのだろうかと思っていましたが、司法書士試験はありがたいことに毎年1回必ず実施される、ということはダメだったら来年がある、と思った途端に緊張はすっと溶けていきました。普段の試験勉強の時にこんなこと考えてしまってはダメでしょうが、緊張を緩和させるためであれば効果的だと思います。
5.同じ不安を持った仲間を見つける
自分の中だけで考えていても解決しない不安は、人に聞いてもらったり、話を聞いたりすることで消えていくことがあります。特に同じ悩みを持った、または同じ経験をした人と話すことで、悩んでいるのは自分だけではないことに気づくことができます。根本的な悩みは解決しないにしても、不安を少しでも減らすことはできるでしょう。周りに同じ不安を抱えているであろう人がいない場合はSNS等をうまく活用したり、予備校の講師に相談することもいいかもしれませんね。私の場合は、SNSで悩みを吐き出したり、タイムラインを眺めたりしているだけでも不安がやる気に変わったりします。こういう時のSNSは大変ありがたいですね。
6.まとめ
今回は資格試験を頑張っている人のメンタルケアについてお話させていただきました。メンタルケアにはその他にも、ペットと触れ合う、軽い運動をする等様々な解決策がありますが、今回は勉強と並行してできそうなもので、私の実践したもので効果があったものを紹介させていただきました。勉強が辛いものにならないようにこれからも継続して取り組んでいこうと思います。
7.次回の予定
次回は、私が今司法書士試験を受けようと思った理由について、司法書士資格取得のメリットと共にお話させていただきます。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に我が家の今日のデグーさんです。