司法書士試験 令和3年度本試験直後の悩み
令和3年度の司法書士試験が終わり2ヶ月が経過しました。
試験が終わったその日は何も考えられない状態で、半ば放心状態の中帰宅しました。
なんとか翌日には持ち直して勉強を再開することができましたが、思うように集中できない日々が続きました。
今回は諦めるのか続けるのか問題について書いていきます。
(本記事は合格を確認する前に書いたものです。)
目次
1.解放感と悔しさ
試験の結果が思うように奮わず、試験終了の合図を聞いた瞬間悔しさが湧き上がってきました。
その後教室を出て電車に乗るまではもう何も考えられない状態でした。
それでも時折試験を思い出し、帰路は泣きそうでした。
帰宅してからは解放感と安堵が一気に押し寄せてきました。
「ああ、戦いが終わったんだな。」、と実感しました。
この時の感情は試験からしばらく経った今でも思い出すことができます。
試験前は相当なストレスを感じていたのだなと再認識しました。
今思えばよく耐えてこられたなと。
2.諦めるという選択
あんなに苦しい思いをしたにも関わらず、司法書士になる夢を諦めるという選択肢は私の中には微塵もありませんでした。
直前期は体力的にも精神的にも追い詰められ夜も眠れない日々が続きました。
一時は体調を崩すまでありました。
毎日ほぼ勉強しかしていない、余裕がないのでイライラする、不安からの寝不足、趣味の時間は皆無など。
挙げればきりがないくらい辛かった経験があります。
諦められない理由はいくつかあります。
引っ込みがつかない
模試などの成績から合格レベル近くまできているのに今更諦めるのはもったいない、という考えがまず浮かびました。
自分の時間と体力を削って1年以上かけ勉強してきたのに、結果も残せずリタイヤしてしまうのは許せませんでした。
逆にまだ1年しか勉強してきていません。
多くの受験生は何年もかけて突破していることを考えると、まだ諦めるには早すぎるという結論に至りました。
まだ頑張れる
勉強は継続が物を言います。
蓄積された知識が本試験で発揮されます。
司法書士試験においても例外ではなく、毎日の勉強の積み重ねが重要になります。
勉強時間もそれなりに確保しなければならない司法書士試験は、体力勝負になります。
難易度が恐ろしく高い資格試験なので、受験を決める際には覚悟が要ります。
体力以外に精神力も必要になってきます。
直前期の受験生の多くは不安に苦しめられます。
1年間勉強してきてまたこれを繰り返すのかと思うと正直嫌になります。
それでもまだ頑張れると感じました。
来年まで続けてどう思うかはわかりませんが、また1年頑張っていこうというモチベーションはあります。
好きなことを犠牲にするだけの価値がある
司法書士という資格を持っているだけで「信用」が得られます。
これまで見てきた中で感じることとしては就職に困るということはなかなかないということです。
私が現在行っている仕事の関係で、司法書士という資格を持っていると仕事の幅が大分広がります。
将来に心配を持たない人はほとんどいないと思います。
担保というと少し違うかもしれませんが、持っていると強い資格であることは間違いありません。
3.1年分初学者より有利
当たり前ですが、1年間真剣に勉強してきていれば今年勉強を始めた人よりも多くの知識を持っています。
勉強していれば覚えては忘れ、また覚えてを繰り返しています。
そう考えるとより長く勉強している人の方が知識の定着が早いということになります。
最初の頃はちょっと前にやった問題を忘れてしまっていたのに、学習を進めていくとスラスラ回答できるのは、知識が身に付いた証です。
細かい知識はさすがに覚えていられませんが、基本的なものは忘れにくいと実感しています。
忘れてしまっても少し見直せば思い出せるので、一から理解しなければならない場合よりは楽です。
この状態をキープしながら更にパワーアップできれば合格も近づきます。
4.まとめ
学習初期段階は諦めようと思ったことが何度もあります。
学習を進めていくうちにそう考えることも減っていきました。
今ではもう引き返せない状況になっています。
これはもう合格できるまで頑張るしかないと思っています。
ギャンブルはしませんが、ある意味ギャンブルに近い感覚かもしれません。(合格率を考えたらギャンブルもあながち間違いではないですが)
撤退を考えた時期については過去に記事を書いているのでそちらもご覧いただけると嬉しいです。
5.次回の予定
次回は試験直後に直面した壁について書きます。
試験直後系が続きますがご覧いただけると嬉しいです。
それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
6.受験生の日常
司法試験の合格者が発表されましたね。
合格率は4割超えで増加しましたが、合格者は減少したという結果でした。
合格者の最年少記録は新試始まって以降更新されて18歳の受験生が合格されたということです。
合格者の最年長者は69歳ということで、自分もまだまだ勉強していかなきゃなと気合が入りました。
いくつになっても勉強し続ける姿勢は自分も持ち続けていきたいと感じましたね。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
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