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司法書士試験からの撤退を考えた日


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司法書士試験 諦めようと思ったピークは学習初期段階

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 司法書士試験は合格率が4%前後の難関資格です。

 

 司法書士試験は科目数が多いので覚えることも膨大です。

 

 一通りの学習を終えるだけでも相当の時間を要します

 

 また法律は言い回しが独特だったり等理解するだけでも苦労するような分野もあります。

 

 それゆえ学習初期段階で躓く人も多く、民法を学習し終えず諦めてしまう人も少なくありません。

 

 今回は私が司法書士試験からの撤退を考えた場面について書いていこうと思います。

 

 

目次

 

 

 

1.他の資格試験との違い

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 私が保有している資格は宅建、ビジ法2級、英検2級、TOEIC865点など数は多くありませんので比較対象は少ないですが、それでも他の資格試験と比べて司法書士試験の大変さはここ1年で身に染みて感じました。

 

 司法書士試験合格のために必要なおおよその時間は3000時間と言われています。

 

 仮に1年で合格するとしたら1日約8時間の学習時間が必要になってきます。

 

 1年で合格できなかった場合3000時間では足りません。

 

 一発合格できる人ばかりではなく、大体の人は2年、3年あるいはもっと時間を使って突破しています。

 

 兼業で合格しようと思うと、1日8時間の学習時間を確保するにはそれなりの努力と我慢が必要になります。

 

 休みの日も基本的に勉強に使うことになりますし、場合によっては睡眠時間を削って学習を進めていくことになります。

 

 直前期は体力、そして気力をより要します。

 

 意志の強いや自身のある人でも投げ出したくなるほどの試験だと感じています。

 

 

2.学習初期のやる気はなかなか続かない

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 講座を申し込んで教材が届いた時はやる気があるので、届いた教材の量に驚き若干気後れしたものの勉強は楽しく感じていました。

 

 しかし民法も債権編に入る頃にはそのやる気は段々と下がっていきました。

 

 中だるみにしては早すぎましたが、この頃は机に向かうまでにも時間を要するようになってきました。

 

 しかしこの頃から答練が始まってきたので、その日程に間に合うようになんとか勉強を進めることはできていました。

 

 この点は予備校で講座を受講するメリットになりますね。

 

 小さな目標を少しずつ立てることでモチベーションは高い位置ではないにしろ保つことができました。

 

 この時期はまだ挫折は感じていませんでしたが、過去問や答練などアウトプットの学習を進めていくうちに、不安と気が遠くなる道のりを感じ始めました。

 

 学習初期は記憶の定着がまだまだ弱い段階です。

 

 前日に学習したはずの分野でも次の日には忘れている、更には数時間後には忘れているということが多く、絶望に近い感情が毎日浮かんでいました。

 

 民法の総論ですら記憶できないのに、これから何科目も覚えられるのかという思いは常に感じていました。

 

 過去問を解くと顕著でした。

 

 本試験ではこんな聞かれ方をするのかと戸惑うことも多く、曖昧な理解ではとても正解できなかったり、細かいところまで聞かれる問題もありました。

 

 果たして合格圏内にいつになったら入れるのかと頭が真っ白になることもしばしばでした。

 

 また民法と同時進行で不動産登記法の講義も進んでいきますが、不動産登記法は初学者にとって馴染みが薄い分民法よりも内容が頭に入らず苦戦しやすい科目になります。

 

 不動産登記法は覚えてしまえば得点しやすいのですが、覚えるまでは聞いたことのない言葉を覚えるみたいで苦労しました。

 

 この頃が最初の挫折しそうになったポイントになります。

 

 

3.挫折ポイント

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 民法を学習し、債権編に入った段階で科目数の多さを実感したのが挫折ポイントその①でしたが、まだまだ挫折ポイントはあります。

 

 簡単にまとめると以下の通りになります。

  • 会社法の条文の読みづらさ
  • 記述に入ってひな形が分かっていても問題が解けない
  • マイナー科目が思いの他多い
  • 自由な時間がない
  • 誘惑との戦い

 

会社法

 

 会社法は苦手としている受験が多い印象を受けますが、私も学習し始めは最も苦手とする科目でした。

 

 ケータイ司法書士のおかげで苦手を払拭することができましたが、未だ会社法の条文を読むのには苦戦しています。

 

 実務を経験している人であればそれほど躓く科目ではないのかもしれませんが、馴染みのない私にとっては会社法はとっつきにくい科目になりました。

 

記述式の勉強

 

 記述の勉強はおそらくほとんどの受験生は雛形から入ると思います。

 

 雛形を覚えるのも最初は苦労しますが、私はそれよりも記述式の問題形式に慣れる方が大変でした

 

 最初はいざ実際の問題形式に沿って答練を解いてみても思うように書けないことがほとんどで軽く絶望していました。

 

 解くのに時間もかかってしまい、当時はこの量を時間内に捌けるようになるのか疑問に思っていました。

 

マイナー科目が多い

 

 マイナー科目といっても民事訴訟法は5問ありますし、憲法、刑法、供託法も各3問あります。

 

 テキストを見てみても思った以上に文量が多く、全て学習し終えるのにも時間がかかることがわかりました。

 

 マイナー科目をどこまで突き詰めるかは今も悩みの種となっています。

 

休まる時間がない

 

 短期合格を目指している身としては休みを削って勉強に当てざるを得ません。

 

 もちろん休憩入れますし、たまには休息の日を設けたりもします。

 

 しかし何をやっていても勉強のことが気になってしまい休んでいる気がしないときが多いです。

 

 また勉強しなかった日は罪悪感のようなものを感じてしまいます。

 

 どうしても勉強中心の生活になってしまうので諦めなければならなかったことも多いです。

 

 コロナ禍なので遊びに行く機会というのは大分減りましたが、友だちとの付き合いも変わりました

 

 生活環境が変わったことで多少寂しさを感じ、勉強を放り出したくなるときもあります。

 

 

4.まとめ

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 基本的に成績が伸び悩むと落ち込みはしますが、撤退を考えるまではいきません

 

 ただ、このまま何年も合格できずにいる可能性も考えたくはありませんがあるのは事実です。

 

 そうなったとき、諦めるかどうかは今はまだ頭にはありません。

 

 撤退を考える目安として基準点があると思います。

 

 基準点を超えない年が続くようであれば撤退も考え、新たな道を探すのもいいかなと思うときもあります。

 

 しかし一度勉強をいい感じのところまで進めてしまうと引っ込みがつかないので、もう諦めることはできないと感じています。

 

 とりあえず今は合格できることを信じて頑張っていこうと思います。

 

 基準点に関する記事は過去に書いているのでそちらもご覧いただけると嬉しいです。

 

aotya25.hatenablog.com

aotya25.hatenablog.com

 

 

5.次回の予定

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 次回は勉強面で学生の時にやっておけばよかったことについて書いていこうと思います。

 

 それではここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

6.受験生の日常

 

 最近勉強の合間に世界遺産検定のテキストを眺めています。

 

 世界遺産検定を受験する予定はないのですが、この検定の公式テキストにはカラー写真付きで世界遺産について解説してあり、眺めているだけでも面白いです。

 

 世界遺産は思ったよりも多く、危機にさらされている危機遺産と呼ばれている遺産や実際に登録を抹消された遺産があることを知り、美しいだけではないのだなと考えさせられました。

 

 テキストは3級よりも2級の方が紹介されている遺産の数が多いので、そちらを読んでいます。 

 

 最後に我が家の今日のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。

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