司法書士試験 工夫して短期合格を目指す
司法書士試験に対応している講座は多くあります。
受験生は各々、様々な勉強法を使って合格を目指しています。
司法書士試験の受験資格には制限がないので、受験生の環境も様々です。
今回は司法書士試験の私の勉強法をいくつか紹介していきます。
目次
1.予備校か独学か
司法書士試験は非常に難易度の高い資格試験になります。
合格率はおよそ4%前後です。
内容も科目数が多く、一通りの勉強を終えるだけでも大変です。
主要科目である、民法の学習を終えることなく諦めてしまう受験生も少なくありません。
早い段階での挫折を防ぐため、にも難易度が高い試験においては予備校に通った方が無難です。
私が約10ヶ月間勉強してきて感じた、予備校に通った方がいいと思う理由については以下の通りになります。
教材
独学で勉強している場合は、使用する教材から模試に至るまで全て自分で用意する必要があります。
更に法改正等がされた場合の対応も自分でしなければなりません。
予備校に通っていれば必要な情報はほとんど予備校側が提供してくれます。
また予備校には所属している受験生も大勢いるので、他の受験生から情報を得られることもあります。
スケジュール管理
独学で学習する場合、本試験までのスケジュールも自分で立てる必要があります。
しかし予備校で講座を取っていればある程度の計画を示してくれます。
大体の予備校は試験のプロなので、本試験に間に合うようなスケジュールを立ててくれます。
質問ができる
勉強をしているとわからない部分がどうしても出てきます。
そんな時に予備校に通っていれば質問ができるので、解決までの時間を短縮することができます。
また、質問をしなくても多くの受験生が苦手としている部分は丁寧に解説してくれます。
答練でも受験生の苦手になりやすいポイントを出題してくれます。
2.キーワードや語呂合わせで覚える
勉強をしていると、自分にとって忘れやすい分野や論点が分かるようになってきます。
何回やってもなぜか覚えられないことがあるので、そういう時はどうにか記憶に残るようにする必要があります。
語呂合わせやキーワードを使って覚えるようにしています。
具体的には、司法書士受験生であればほぼ知っているであろう「きょう こ そ にちよう」や、「ふりょのうんで どう どうしゅのう」のような感じで語呂合わせを作って覚えます。
例えば、連帯債務者の絶対効として「こう そう こん」、持分会社の社員の退社で退社しない旨定めることができることとして「は か こはしない」など自分にとって覚えやすいように、頭文字をとって記憶に残すようにしています。
3.時期をみて学習内容を決める
私の場合マイナー科目がどうしても疎かにしがちでした。
マイナー科目は意識して学習時間に組み込むようにしていました。
毎週最低でも2日は、マイナー科目に触れる時間を作るように計画していました。
特にマイナー科目でも重要な民事訴訟法はできる限り時間を取るようにしてました。
民事保全法や司法書士法の学習は直前期に一気に行う予定を組み、時間をあまり取らないようにしていました。
4.判例付き六法を使う
六法は使う派と使わない派とありますが、私は使う派です。
六法の中でも私は判例付きの六法を使っています。
判例付きのメリットとしてはテキストに載っていない判例が載っていること、条文を見たついでに判例も学習できること、判例と条文ともに学習することで知識が定着しやすくなることにあります。
デメリットとしては、試験において必要でない判例も載っているということです。
判例はテキストなどの教材で十分という人にとっては、六法は判例付きでない方が使いやすいかもしれません。
また私の場合、勉強に疲れてきたらパラパラと六法を捲ることで休憩として六法を使っています。
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5.まとめ
他の勉強法としては、以下の方法を行っています。
- 深夜帯はケータイ司法書士を使う
- 10分考えても分からない部分はメモだけ残して次に進む
- 苦手な会社法は毎日何かしらやる
- ほぼほぼ出題されない部分であろう部分は一読だけする
- 直前期までは手の薄い部分を中心にやり、他は直前期に勉強する
- 答練などは深く考えこまないでスラスラ解く
学習の基本は、ひたすら覚えては忘れ覚えては忘れまた覚えての繰り返しです。
ひたすらテキスト読んで、苦手な部分は講義を何回も聞いて、過去問を解いて、条文引いてを繰り返しています。
一発で覚えるために色々試してきましたが出来た試しがないので、諦めて繰り返して知識を定着させることに落ち着きました。
それでは今回の内容が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
予備校に関する記事は、過去に書いているので宜しければそちらもご覧ください。
6.次回の予定
次回は司法書士試験を独学で合格することについて書いていきます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
7.受験生の日常
私は古生物、特に恐竜が好きでコロナが蔓延する以前はよく博物館に行っていました。
化石がよく出ていることもあり、特に白亜紀後期に生息してた恐竜が好きで、図鑑を読みあさっています。
いつかカナダのロイヤルティレル博物館に行ってみたいですね。
その前にまだ福井の恐竜博物館に行ったことがないので、コロナが終息したらぜひ行ってみたいですね。
最後に我が家の今日のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
ツイキャスでは勉強配信をしています。告知はしないのでゲリラにはなりますが一緒に勉強頑張りましょう。
https://www.instagram.com/aotya39/