【司法書士試験】 六法はどう使う?
司法書士試験の勉強をするため、六法を使っている受験生は多いです。
私も六法使用派でした。
受験勉強を始めたばかりは、講義で指摘されたときのみ六法を引いてました。
それだけだともったいないと気がついたのは、勉強を始めて2ヶ月程経った頃です。
今回は六法の活用法について書いていきます。
目次
1.条文に慣れる
学習を始めたばかりの初学者にとって、条文は馴染みのないものになります。
講義やテキストで出てきた条文を都度引いていくとだんだん慣れていきます。
引いた部分にチェックを入れていくと、学習した条文が目に見えて分かります。
チェックが増えていくと楽しく、モチベーションにもなります。
学習初期は楽しく勉強して、とにかく続けるということが大事になってきます。
2.使用する六法
私が受験勉強に使用していた六法は、三省堂さんから出ている「法務六法」になります。
最新版を使っていました。
六法は最新版が理想ですが、前年から継続して使用する場合は改正点のチェックを忘れないようにする必要があります。
法務六法は判例付きです。
判例付きの利点のとして、条文チェックのついでに判例も見れることです。
司法書士試験でも頻出の判例も多く載っているので、参考になります。
当時の私はテキストや過去問に出てくる文章と、少し違った書かれ方をしているだけで混乱して間違えてしまうことが多くありました。
六法の判例はこうした点において再確認になってよかったです。
判例をどの程度学習する必要があるかについては、テキストや答練、過去問、問題集などに出てくる範囲で充分だと考えます。
六法は判例付きのものでなくでも問題ありません。
六法は各予備校でオススメされているものがベストです。
予備校の講義はその六法を使用することになるのが理由です。
注意が必要なのは、ポケット六法など小型のものでもいいのかということです。
ポケット六法は試験に対応出来る条文が限られてしまうので、避けるのが無難です。
民法、不動産登記法、会社法、商業登記法、民事訴訟等、供託法、刑法、憲法、及び規則、登録免許税法、できれば令まで載っているものを使用するようにしてください。
借地借家法、別表に関しても収録してあると助かります。
工場抵当法、準則、信託法はなくても都度調べればいいかなといった感じです。
私は載っていない条文はインターネットで検索したり、質問で問合わせたりしていました。
ネットで拾う際には、改正点や間違いがないか注意が必要です。
なお、六法全書に関しては必要はありません。
使わない条文もめちゃくちゃ載っており、逆に使いにくいです。
3.書き込みをする
六法はただ見るのではなくチェックをつけたり、必要に応じて書き込みをすると便利なツールになります。
六法はぎゅうぎゅうに文章が詰まっているので、書き込むスペースが少ないです。
私は条文が書かれていたテキストのページを書いたり、必須な数字や条文出てきたら丸をつけたり、起算点に線を引いたりなどちょっとしたことをメモしていました。
他にも読む必要のない判例に×をつけたり、逆に重要なものには☆をつけたりしていました。
あまり書き込み過ぎると見にくくなってしまうので、程々にパッと見て分かることを書くのがポイントです。
4.六法のみ眺めるのは×
司法書士試験において六法はあくまで補助的な立ち位置にいます。
六法のみで学習しても合格はできません。
六法を使用する一番の目的は確認するためのものになります。
私は確認以外にも、自分の知識を脳に定着させるためにも使っていました。
テキストで学習した内容を、六法でも見ることで印象に残りやすくなります。
周辺条文をついでに見ることで、知識が深まります。
過去問などで学習していくときに、気になった条文を引くクセをつけるといいです。
5.まとめ
六法は重いので、持ち歩くのが大変です。
裁断すると便利です。
法律ごとに裁断すると、使い勝手が良くなります。
六法を引くのが面倒に感じる人も多いと思いますが、工夫次第で良いツールになります。
私は民法、不動産登記法(規則、令含む)、会社法、商業登記法、民事訴訟等、憲法、司法書士法はよく条文を読んでいました。
この中でもよく見る条文、それほど見ない条文がありました。
一方、刑法、供託法においてはあまり六法を開きませんでした。
これらはテキストや過去問メインで進めていました。
六法を自分の使いやすいように使って、便利にしていければ最高です。
六法に関する記事は過去にも書いているので、宜しければそちらもご覧下さい。
6.次回の予定
次回は、口述試験の注意点について書いていきます。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
今回の内容が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
7.モコブログの日常
最近急に寒くなりましたね。
寒暖差でやられないように注意が必要です。
注意が必要なのは今育てている植物も同じで、急な寒さで生長が鈍く心配です。
今は忙しさもあり、新しいものは家庭菜園でサニーレタス、ガーデニングでモニラリアのみになります。
モニラリアは初めて育てる多肉植物で、うさぎの耳のようになるのが特徴です。
可愛いので大きくなるのが楽しみです。
今回の写真はたまごサンドです。
最後に我が家のデグーさんです。
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