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デグーと暮らす兼業司法書士受験生が試験に合格するまでを書いていきます。

司法書士試験 あるある


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司法書士試験 受験生の思うあるある

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 司法書士試験の勉強をしていると様々な人と接する機会があったり、科目数の多さから共通の疑問などが生じることがあります。

 

 今回は司法書士試験受験生の感じたあるあるについて書いていこうと思います。

 

目次

 

 

1.司法書士試験について

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 まず最初に司法書士試験について簡単に書いていこうと思います。

 

 司法書士試験は毎年1回7月の第一日曜日に実施されています。

 

 試験は午前の部、午後の部と分かれていて、午前は憲法民法、刑法、会社法、商法の択一式35問、午後は民事訴訟法、民事執行法民事保全法司法書士法、供託法、不動産登記法商業登記法の択一式35問と、不動産登記、商業登記の記述式2問が出題されます。

 

 時間は午前の部が2時間、午後の部は3時間で、午後は特に時間との勝負になります。

 

 ここ数年受験者数は減少傾向にあり、また合格率は4%と依然として低いですが、若干上がってはいます。

 

 合格までに要する時間はおおよそ3000時間と言われており、難易度も高いので難関資格に位置づけられています。

 

 

2.人物編

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 司法書士試験の勉強を始めてからSNS等で様々な人を見てきました。

 

いつ寝てるんだっていう人がいる

 

 SNSのタイムラインを見ていると時間帯関係なく結構なスパンで浮上している人がいるのを見て、この人はいったいいつ寝ているんだと思う人が1、2人だけではなく数人います。

 

 兼業受験生ともなると時間がいくらあっても足りないので、寝る間も惜しんで頑張っているのでしょうが、それでも2時間置きくらいに投稿があるので少し心配になります。

 

 こうした相当努力している受験生を見ると、私のモチベーションも上がり助かっています。

 

忍耐力や体力が尋常じゃない

 

 上記の内容と少し重複しますが、司法書士受験生は兼業受験生も多いからか忍耐力や体力がある人が多いと感じます。

 

 仕事しながら勉強するということは、仕事で心身共に疲弊していても勉強を頑張らなくてはなりません。

 

 それゆえある程度の体力や精神力が必要ですが、受験生の多くはそれを兼ね揃えている人が多いと思います。

 

 中にはフルタイムで仕事をしているのに1日7時間以上の勉強時間を取っている人がいて、尊敬してもしきれません。

 

年齢層は高め

 

 司法書士試験を実際に受験したことがある人であれば感じているかとも思いますが、司法書士試験受験生の年齢層は意外と高めです。

 

 今年度受験した会場での私の実感としては、大体平均で40代中盤から後半くらいの印象でした。

 

 実際の合格者で見ても大体30代後半から40代前半であることが多いので、受験生の年齢層は思ったより高いのではないかと思います。

 

 司法書士試験は年齢問わず受験することができ、特に受験資格も限定されていなく、また司法浪人生が受験することも多いので年齢層は他の資格試験よりも上がっているのではないかと思います。

 

 

3.学習編

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 司法書士試験の勉強していると受験生でも共通の悩みや疑問があったりします。

 

会社法が苦手

 

 司法書士試験は択一試験だけでもざっと数えて9科目ほどあります(民事訴訟法、民事執行法、民事保全はバラバラに計算しています)。

 

 借地借家法など関連法もあるので覚えることは山ほどあります。

 

 数多くの科目の中でも会社法を苦手としている人は多い感じがします。

 

 会社法実務で経験していないと理解しにくい部分も多いので、ぱっと頭に入ってこない分野もあります。

 

 また条文も多く読みにくかったり、似たような論点も多いのでなかなか定着しにくい科目でもあります。

 

 私も会社法は今でも苦手科目です。

 

マイナー科目がマイナーじゃない

 

 一般に民法不動産登記法会社法商業登記法が主要科目、その他の科目がマイナー科目として位置づけられています。

 

 しかし名前に惑わされてはいけません

 

 確かにマイナー科目それぞれは主要科目より問題数も少ないし、内容量も少ないです。

 

 だからといってマイナー科目を疎かにすると合格に大きく響いてしまう可能性があります。

 

 また、マイナー科目の中の民事訴訟は5問出題されるため他のマイナー科目よりも問題数が多くなっています。

 

 各科目勉強時間もそれなりに確保しなければ覚えられない量ではあるので、マイナー科目と一言でいっても無視できないものになります。

 

枠ズレの恐怖感

 

 記述試験、特に不動産登記においては大きな枠ズレは死を意味しています

 

 不動産登記の記述式では、登記が不要なものを登記してしまったり、できるものを記述しなかったり、順番を間違えて登記してしまうと枠ズレを生むことがあります。

 

 大きく枠ズレが起こると大失点に繋がる可能性があるので、いくら択一で得点できていても記述で足を引っ張ってしまうことも珍しくありません。

 

 普段から勉強して合格点に届く可能性があっても、ちょっとの見間違えや見落としがこうした失敗を引き起こすことがあるので、受験生はこの点恐怖を抱えている人が多いのではないかと思います。

 

言い方や書き方が違う

 

 これは法学を学んだことのある人であれば共通して言えることだと思います。

 

 例えば遺言(ゆいごん)ですが、これを「いごん」と言ったり、兄弟姉妹(きょうだいしまい)を、「けいていしまい」と言ったり、また意志、これを意思と書いたりなど、言い方や書き方がこちらで定着している人が多い印象にあります。

 

刑法は休憩

 

 刑法は一部難しい問題も多いですが、基本的には事例形式のものが多く比較的理解しやすい科目に感じます。

 

 司法書士試験では刑法は細かい点までは聞かれないので学習がしやすいと感じている受験生も多いはずです。

 

 事例においても、いつもテレビやら新聞やらで出てきているものが多いので身近に感じ覚え水というのもあるかもしれません。

 

 

4.まとめ

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 他にも、人物で言えば美人が多い印象がある、意識高い人も多い、兼業受験生が多いなどがあります。

 

 また学習編では、めちゃくちゃ頑張ったのに全然進まない、勉強時間がエグい、想像よりキツい、答練で学習していない、テキストに乗っていない判例や先例が出るなどがあります。

 

 こんなに頑張ったのに、まだ全体の10分の1も終わっていなかったり、めちゃくちゃ時間を使ったのに次の日には忘れていると割と絶望を感じます。

 

 私が意外に感じた点としては、学歴や環境についてです。

 

 司法書士試験は合格率4%前後の難関資格ゆえ、受験生の多くが有名大学卒もしくは在学中の人だったり、司法試験にも挑戦していたり、法学を学んだことのある人や家族に弁護士や司法書士がいる人などばかりだと思っていました。

 

 しかし実際は違っていました。

 

 確かに法学を学んだ経験のある人も多いですが、初学者も多く、大学では全く違うものを専攻していた人もいますし、大学にはいかず就職したけど辞めて勉強している人もいました。

 

 司法書士試験は受験資格が特に限定されていないので様々な受験生がいるのだと思います。

 

 それだけ受験生も個性的な人が多いように感じます。

 

 今回の内容が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

 

 

5.次回の予定

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 次回は勉強していて辛かったことトップ3について書いていこうと思います。

 

 それではここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

6.受験生の日常

 

 今は現地に行かなくてもアンテナショップやネットで何でも買える時代になりましたね。

 

 足が早いものは別として、基本的には5分もしないうちに遠くのご当地のものが簡単に手に入りますね。

 

 私もアンテナショップを回るのが好きです。なんとなくワクワクしますね。

 

 

 最後に我が家の今日のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。

 

 ツイキャスでは勉強配信をしています。告知はしないのでゲリラにはなりますが一緒に勉強頑張りましょう。

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