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司法書士試験 記述式対策に流れ


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司法書士試験 記述式対策を考える

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 司法書士試験の記述式は午後の部に出題され、不動産登記と商業登記があります。

 

 記述式にかける時間各1時間程度が目安になります。

 

 1時間で問題分を読み解き求められる答えを探し出すためには、相当な勉強と練習が必要になります。

 

 今回は司法書士試験の中の記述式対策について考えていきます。

 

 択一式対策については過去に記事を書いているので、お時間ありましたらそちらもご覧いただけると嬉しいです。

 

 

aotya25.hatenablog.com

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目次

 

 

 

1.記述式対策で最も重要なこと

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 記述式の勉強をする上でまず最初にやることといえば「ひな形」を覚えることになります。

 

 ひな形を覚えていないと、何も書けません。

 

 何においてもまずはひな形が重要になってきますし、疎かにしてはいけない作業になります。

 

 ひな形は何度も見たり書いたりしていくうちに自然と覚えていきます。

 

 ひな形集に載っているものは全て完璧に頭に叩き込むことが、記述式対策に基本になると思います。

 

 また、最近では用益権のひな形も書かせる問題が出ているので、登記事項など書けるようになると安心です。

 

 私の場合一応信託もある程度書けるように準備しましたが、今年度に関しては出題されませんでした。

 

 

 

2.問題を解く流れ

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 記述式の問題を解く流れとしては、一般的に以下のように進めていくと思います。

 

不動産登記

  1. 冒頭の問題文、各問を読む
  2. 注意事項や事実関係に関する補足などを確認する
  3. 登記記録を見てメモ用紙に書き出す
  4. 事実関係を別紙を照らし合わせながら読み解いていく
  5. メモ用紙に登記する内容を書いていく
  6. 解答用紙に記入する

 

商業登記

  1. 問題分および各問を読む
  2. 注意事項を確認する
  3. 登記事項証明書で登記すべき会社の内容を確認し、メモ用紙に必要事項を落とし込んでいく
  4. 別紙の各総会や聴取記録から登記すべき内容をメモ用紙に書いていく
  5. 解答用紙に記入する

 

 個人でそれぞれ多少差はあるでしょうが、大体上記のような流れをたどるのではないかと思います。

 

 中にはメモを一切取らない強者もいるようです。

 

 私は忘れやすいのとケアレスミスを防止するためにメモは必ず取るようにしています。

 

 また、登記に直接関係のある部分は赤でアンダーラインを引き、間接的に関係してくる部分には青で線を引いたりと区別しています。

 

 例えば株主総会で選任された役員には赤でアンダーラインを引いたり、定款で補欠の規定があればその部分を青で印をつけています。

 

 更に忘れやすい添付書面には濃く丸印をして工夫しています。

 

 私の場合承諾を証する情報の記述が忘れやすかったので、承諾が必要な場合は必ず丸で囲っていました。

 

 この流れに関しては、本試験で崩れないようにしっかり事前に練習を重ねて対策する必要があります。

 

 模試などで自分のやりやすい流れを見つけて、何回も繰り返すと本番に焦ることも少なくなります。

 

 

 

3.苦手を見つけ出す

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 登記に関しての勉強をしていると、苦手な分野が見えてきます。

 

 例えば不動産登記なら相続や前提登記の要否、商業登記なら事業年度変更など、繰り返し学習していく中でそれぞれ苦手が出てくると思います。

 

 私も事業年度の変更は何度も練習してもなかなか身につかないくらい苦手でした。

 

 また相続では数次相続が苦手で択一でも間違うことが多かったため、何回も繰り返し読み直しました。

 

 苦手分野は早めに潰しておきたいので、苦手を見つけたら繰り返し学習する必要があります。

 

 この際一旦理解できたら2週間後に同じ問題を解いてみて正解できれば、身についていることを確認することができます。

 

 

 

4.択一で出た論点

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 択一式で出題された問題が記述式で出たり、記述式で出題された論点が択一式で出たりすることがあります。

 

 また法律の内容を理解していないと解けない問題も多いので、択一対策が記述対策に繋がっています

 

 しかし択一対策を完璧にするまで記述に進めないとすると、いつまでたっても記述式の対策に移れないので、同時進行で学習していく必要があります。

 

 同時進行で勉強していくと、相乗効果で徐々に得点率を上げることができます。

 

 

 

5.ミスを減らす練習

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 記述式では少しの見落としが命取りになる場合があります。

 

不動産登記

 

 不動産登記で一番怖いのは枠ズレです。

 

 前提登記を忘れてしまい、枠がズレてしまうとそこから先折角記述し正解していたとしても全て間違いとなってしまいます。

 

 枠ズレしないためには、前提となる登記や一括申請が可能な登記などを知っておく必要があります。

 

 択一対策として前提登記や一括申請の登記が出ても間違うことはないのに、何故か記述では間違えてしまうこともあります。

 

 どちらで出題されても正解できるように理解を深める必要があります。

 

商業登記

 

 商業登記で間違いが多いのはやはり役員変更なのではないかと思います。

 

 会計監査人の重任を書かなかったり、公開会社になった場合の役員変更をしなかったりなど少しの見落としで得点出来るはずの問題を落とすのはもったいないです。

 

 譲渡制限や、会社の形態の変更など役員変更のパターンはある程度頭に入れておく必要がありそうです。

 

 また、定時総会なのか臨時総会なのかは見直しで確認すると大きなミスを減らせる可能性があります。

 

 

 

6.まとめ

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 記述式の問題は、出題者は必ずミスを誘ってきます。

 

 その手に引っかからないように気をつけなければなりません。

 

 また、不動産登記の方で商業登記法の知識を間接的に問われることもあるので、その点も注意が必要です。

 

 余裕のある今はとにかくひな形を忘れないように継続して勉強していきたいところです。

 

 

 

7.次回の予定

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 次回は引き続き記述式対策について書いていこうと思います。

 

 それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/

 

 

 

8.受験生の日常

 

 今一番行きたい場所、それはディズニーですね。

 

 2年前まで年間パスポートを継続して更新していたのですが、コロナもあって今はワンデー組になりました。

 

 ただ夏は暑すぎるので、ハロウィンシーズンになったら遊びに行きたいですね。

 

 

 最後に我が家の今日のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。

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