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司法書士試験 記述試験対策を考える 不動産登記編


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司法書士試験 記述試験対策 不動産登記後編

 

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 記述試験特に不動産登記は、枠ズレが怖い試験です。

 

 申請件数を間違えてしまうと、そこからズルズル枠がずれてズレたところから全部不正解なんてことは珍しいことではありません。

 

 択一試験対策の成果が、記述試験にも反映されます。

 

 枠ズレを防ぐには択一試験の対策の力が活きてくるので、普段から記述で出題されそうな論点も意識しておく必要があります。

 

 今回は前回の続きとして、不動産登記の記述対策について考えていきます。

 

 前回の記事も参考にしていただければと思います。

 

 

目次

  

 

 

1.前回のおさらい

 

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 前回は記述試験対策の導入部分から、ひな形の勉強方法について書きました。

 

 前回の内容を簡単にまとめると以下のようになります。

  • 記述の勉強の前に、択一の勉強
  • ある程度の民法、不動産の知識がついたらひな形
  • ひな形はとりあえず書いて覚える
  • ひな形はキーワードを組み合わせて覚える
  • 似たようなひな形は合わせて覚える

 

  常に択一試験が記述対策に繋がると考える必要はありませんが、択一試験の知識があることは記述試験対策の前提条件になる部分があります。

 

 民法の物権編、特に抵当権、根抵当権、そして相続編の知識は記述試験に欠かせないものなので、前提としてある程度覚えておく必要があります。

 

 ひな形は、とにかく書いて覚えますが、覚え方も工夫すれば記憶に定着しやすくなります。

 

 キーワード(各語句の頭文字を組み合わせる等)を使って覚えたり、似ているひな形を一緒に覚えることで、いくらか覚えやすくなります。

 

 詳しくは前回の記事をご覧いただければと思います。

 

aotya25.hatenablog.com 

 

 

2.最初はひな形、最後もひな形

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 記述試験対策はひな形に始まり、ひな形で終わるといっても過言ではないと思っています。

 

 ひな形は数も多く、複雑なものもあるので、忘れやすいです。

 

 記憶に定着しているかの確認はこまめにしておく必要があります。

 

 何回も繰り返すことで記憶には定着しやすくなりますので、最初はなかなか覚えられなかったものも、流れるように書けるようになります。

 

 それには飽きるほどひな形を勉強する必要があります。

 

 覚えたと思ってもいつの間にか忘れていることがあるので、一度覚えたひな形は2週間後に、そのあとは3週間後にと期間を少しずつずらして学習していくといいと思います。

 

 

 

 

3.問題集を解く

 

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 ひな形を覚えただけでは本試験対策としてはまだまだ不十分です。

 

 ひな形の知識だけでは、本試験の解答の仕方は分かりません。

 

 そこで、ひな形を進めたあと、または同時進行で問題集を解いていきます。

 

問題集は本試験に慣らすためにも使える

 

 問題集は実際の問題形式に慣れるという意味でも重要です。

 

 本試験の記述の問題は、独特の出題のされ方をしています。

 

 択一の対策が十分で、ひな形の知識もばっちりであったとしても、記述の問題が初見であれば解くことは不可能です。

 

 記述試験は時間との戦いでもあります。

 

 素早く問題を読み、それを理解し汲み取り、ボールペンで答案用紙に記述するまでを不動産登記であれば45分から50分前後で終わらせなければなりません。

 

 時間内に正確な解答をするためには、問題への慣れは必要になってきます。

 

パターンがわかる

 

 不動産登記には問題を解いていくと、いくつかパターンが見えてきます。

 

 そのパターンは覚えておいて損はないと思います。

 

 例えば、名変登記です。

 

 住所変更など名変登記が必要になっている問題だったり、逆に名変登記が必要でなかったり等、名変登記を前提登記として書かせる問題は多いです。

 

 そして冒頭にも書きましたが、名変登記を前提登記として書く事を失念すると、枠ズレという恐怖が待っています。

 

 枠がズレてしまうと、そこからしっかり書けていたとしても不正解の扱いになってしまいます。

 

 この枠ズレ防止としては普段の択一対策と、問題集で対策していく必要があります。

 

 私の場合、主要な前提登記は暗記帳に記載しパニックになっても思い出せるように、飽きるまで頭に叩き込んでいます。

 

 

 

 

4.記述対策は択一対策にも繋がっている

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 本試験記述試験の問題は、択一試験としても出題される場合があります。

 

 そして、記述試験対策が択一にも活きてくるときがあります。

 

 ひな形をやっていても分かるのですが、

 

 例えばそういえばここで付記って書いてたし、この場合は付記登記でもできるな、とか買戻期間って10年超えて書かなかったよなとか記述の勉強の記憶が択一でも発揮される場合が多々あります。

 

 勉強していくと記述試験対策は択一試験対策にもなっていると感じてきます。

 

 

 

5.まとめ

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 前回から今回まで記述試験対策として、不動産登記について見てきました。

 

 イメージとしては、

 

 択一(主に民法不動産登記法)→ひな形→問題集→ひな形

 

 というような形かと思います。

 

 ひな形は重要で、覚えないと記述試験に挑むことができません。

 

 完璧と思えるまで脳に焼き付ける必要があると思います。

 

 

 

6.次回の予定

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 次回は、記述試験、商業登記について見ていこうと思います。

 

 それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました(o・・o)/

 

  

 

7.モコブログの日常

 

 最近過去のブログを見返して少しずつ修正を加えています。

 

 この記事も修正してモコブログの日常も書き直しています。

 

 昔の文章を見ていると今以上に読みにくくて自分でも愕然としています。

 

 今後は少しでも読みやすくしていければなと考えています。

 

 

 最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。

 

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