宅建試験を2ヶ月の勉強期間で合格する
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資格試験、勉強していく過程で多かれ少なかれ様々な障害が発生します。
その中でも一番の敵は自分自身だったりするわけなのですが、この敵を倒すのは一筋縄ではいきません。
今回は司法書士試験から少し離れて、私が宅建試験の受験経験から身につけたモチベーションを上げる方法を大きく分けて5つ程紹介されていただきます。
目次
1 とりあえず机に、そして休憩は10分以内
資格試験に向けていざ勉強をスタート!
最初のうちはやる気もあり、勉強を進めるのに何の問題もありませんでした。
しかし1週間も過ぎると怠けぐせが・・・。
漫画やゲーム何にしてもあと5分だけという気持ちが、ズルズルといつの間にか1時間趣味に費やしてしまったというようなことが日に何回もありました。
そんなことをしていると周りとの差はどんどん広がってしまいます。
頭では分かっていても、やっぱり楽しいことは辛いことに勝ってしまいます。
それでもいざ机に座り勉強を開始すると今度は勉強の方にこの、あとちょっとだけという気持ちが湧いてきたということが何度もありました。
肝心なのはまず始めるということで、スタートできないと何も始まりません。
ここでスタートダッシュを決める方法をいくつか挙げてみます。
- どんなに嫌でもまずテキストを開く。
- とりあえず10分得意な科目をやる
- 環境を変えて普段と違う場所で勉強してみる
- 今日の計画を立ててみる
不思議なことに、スタートが早いか遅いかでその日の集中力に差が出ることが分かりました。
お気づきのとおり、勉強しようと思い立ってから机に座るまでの時間が早ければ早いほどその日の集中力は高くなり、消化できるものも多くなる傾向にありました。
それでも集中力には限界があります。
集中できる時間は人それぞれですが、5時間以上ぶっ通しで集中できる人はほとんどいないでしょう。
そこで少し休憩を取ろうと考えますが、その時間の長さに注意です。
適度な休憩時間であればすぐ勉強にシフトできますが、長時間取ってしまうと次の学習の支障になってしまう可能性があります。
あまりに長く休憩を取ってしまうと、せっかく作ったやる気がまた0になってしまいます。
勉強が休憩時間の目安はおよそ10分程度が望ましいと考えます。
それでも集中モードに入れない場合は、思い切って何か別のことをやるのも1つの手かもしれません。
ゲームや漫画では永遠それに集中してしまう可能性があるので、家事だったり軽い運動だったりをしてリフレッシュするのがいいでしょう。
2 妄想力
テキストや過去問を一周したころには、段々自分一人で淡々と勉強していてもつまらないと感じるようになっていきました。
暗記をするには同じところを繰り返しやる必要があります。
しかし繰り返し繰り返し覚えていくことは(もちろんそう感じない人もいますが)割と苦痛です。
そこで同じことをやるにしても新鮮さを与える必要があります。
そこで使うのが妄想力です。
妄想はなんでも構いません。
私の場合は誰かに教えるようにテキストを追ったり過去問を解いたりしていました。
参考までに私の使った妄想例を挙げておきます(少し怖いですね)。
- 初学者の人向けの講義をしているような想像で勉強する
- 何かを発表している想像で勉強する
- 友だちと勉強しているように想像する
他にも配信をしながら勉強するなど、自分にちょっとした刺激を与えることで集中力は上がります。
3 自分を追い込む
人間追い込まれればかなりの集中力が出ます。
自分を追い込む方法としては以下の方法をおすすめします。
- 予備校に通う
- 身近に仲間を作る
- SNSを活用する
自分を追い込むには、同じ試験を受ける周りの人の進捗状況を見ることがオススメです。
これは予備校に通われている方であれば容易でしょうが、独学で勉強している人にとっては周りの把握するのは困難です。
宅建の試験を受けたとき私も独学だったの、で周りは今どれくらい試験の準備が出来ているのか分かりませんでした。
そこで、SNSを活用することにしました。
私の場合はtwitter(現X)を使って同じ試験を受ける人を探して、仲間を見つけました。
勉強自体はひとりでやったほうが集中出来る人が多いとは思いますが、やはり目標に向かって頑張っている人がいるとそれだけ自分の意欲も湧くものです。
同じ試験に限らず、様々な目標に向かって頑張っている人をフォローすることをおすすめします。
難関試験に向かって勉強している人、ダブルスクールや働きながら頑張っている人の努力を見ると自分ももっと努力できると思え張り合いが出ます。
4 勉強を仕事と考える
勉強を義務にしてしまうというのも一つの手ではあります。
私の場合は勉強時間を時給に換算し、成果をインセンティブと考えて勉強していました。
勉強時間時給1000円とし、その稼いだ分でしかお金を使えないように設定していたのでなかなかハードでした。
成果に応じたインセンティブとしては例えば、テキスト単元を5つ終わらせたら化粧品を買っていい、テキスト終わらせたら外食してもいいのように設定していました。
5 過去の試験の合格率を見る
宅建試験はしっかり勉強すればそこまで難しい試験ではありません。
それでも合格率は高くはありません。
合格すれば上位17%に入れる、自分は優秀なんだと言えるとやはりかっこいいと感じます。
これは難しい試験であるほど強く思えます。
そんなかっこいい自分になるためにも今少しだけ我慢して勉強してみようと思えれば、自ずと机に向かっているものです。
意識を少し変えるにも合格率を見るとやる気が出ることがあります。
6 まとめ
私は宅建試験を独学で学習していました。
テキスト1冊、過去問1冊のみを使用し約2ヶ月で合格しました。
本当はもっと時間をかける予定でしたが、先延ばしにしていたら試験まで残り2ヶ月となってしまいました。
来年に先送りしようかとも考えましたが来年も同じことを繰り返しそうだったので、やるだけやってみようと受験を決意しました。
家にいる時間の多くを勉強に使っていました。
今思えば短期集中だったおかげで追い込まれ、集中力を維持できたのかもしれません。
宅建試験については他にも記事を書いているので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。
7 次回の予定
今回は少し脱線しましたが、モチベーションを上げる方法についてお話させていただきました。
次回は司法書士試験の話に戻り、お試し受験自己採点の結果からみる5ヶ月間の成果について書いていく予定です。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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