5ヶ月間の勉強でどこまでいけたのか
2020年4月17日から勉強を始め、9月27日の本試験まで約5ヶ月間、割と本気で勉強してみましたが結果はどうだったのでしょう。今年度の試験は受けるつもりはなかったのですが、実施日が予想外に２ヶ月半以上先延ばしになったのでお試しのつもりで挑みました。
さて結果を見る前に今回お試し受験をしてみて、試しに本試験を受けてみる意味はあったのかについて話していきます。
お試し受験って必要なの？
今回初めて司法書士試験を受けてみて、一番に感じたのはかなり疲れたということです。予備校等で模試を受けた経験がある方は午前2時間、午後3時間のスケジュールに慣れている方もいるとは思いますが、私の場合、まだ模試の経験がなかったものでこれだけ長時間集中して問題を解き続けることは大学受験の頃以来でした。相当な体力が必要になってきます。
本試験会場でしか味わえないこととしてはもう一つ、会場の雰囲気があります。試験会場って独特の空気がありますよね。朝会場に入ると100人近くの人が席に着き、テキストやまとめノート等を広げ最後のチェックをしていたりする光景にはかなりの緊張感があります。この雰囲気に呑まれてしまう人は相当いるのではないかと思います。私も例外ではないく、心臓がずっと鳴りっぱなしでした。
試験が終わり、試験監督の方が答案を回収している間は、やっと終わったというのとこれはなかなか時間が足らないかもしれないと考えていました。ペース配分は普段模試でしっかり対策を立てている人であっても、本試験の雰囲気や自分の調子で思うようにいかない事の方が多いだろうと思います。これは本試験を受けなければ分からなかったことです。
以上に挙げた以外にも会場までの経路のチェックや、前日の過ごし方等本試験を受けなければ考えなかったであろうことの予習ができたのは本試験を受けて良かった点です。総合すると、余裕がある方は、学習が全然進んでいなくてもお試しに受験して見たほうがいいと思います。以下良かった点をまとめてみました。
○本試験を受けて良かった点
- 会場の雰囲気が実感できた
- 前日の過ごし方や直前期の過ごし方について考える機会ができた
- 体力勝負であることが改めて分かった
- 司法書士への憧れややる気が湧いてきた
本試験の結果
では本題に移ります。本試験の結果を見ていきます。今回は参考までに択一の結果のみ発表させていただきます。
○午前の部
27問
○午後の部
25問
以上になります。
自分で言うのもアレですが、この勉強期間にしては上出来だと自分では思っています。択一だけ見れば基準点ギリギリかそれより少し足りなかったくらいなのではないかと思います。では、細かい点を見ていきます。
☆憲法
まず、憲法は1問のみ正解でした。ほとんど勉強が進んでいなかったのでまぐれでの正解でした。
☆民法
民法は16問正解でした。債権編がボロボロで、保証や定形約款についてはちんぷんかんぷんでした。
☆刑法
刑法はまさかの満点でした。刑法は簡単な問題だったので、合格圏内の受験生であれば得点できたと思います
☆商法
商法は7問正解でした。後ろ2問が不正解でした。匿名組合はほぼ初見だったのでテキトーに解答しました笑
☆民事訴訟等
民事訴訟等は、6問正解でした。既判力が不正解でした。全て基本的な問題だったので、得点出来たのだと思います。
司法書士法は1問満点でした。これもAランクの問題だったと思います。
☆供託法
供託法も満点でした。これも特に難しいとは感じませんでした。
不動産登記法は12問正解でした。思ったよりもできなかったなと感じました。仮登記の問題は分かっていたのにできなかったので悔しいですね。本試験ではケアレスミスを無くすため、落ち着いて問題をよく読むことが大切ですね。
商業登記法は4問正解でした。これもボロボロです。会社法人等番号の添付と落ち着いて読めば分かる問題を落としてしまったのは悔しい点です。
以上が本試験問題択一の私の結果になります。今後の課題も見えてきたので、それを一つ一つ消化していければと思います。
次回は仕事をしながらの資格試験受験についてお話させていただきます。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に今日の我が家のデグーです♪
