司法書士試験 学習初期はとにかく先に進む
司法書士試験は、覚えなければいけないことが山ほどある試験です。
最初から細かいところまで覚えようとすると、いつまで経っても先に進めません。
スケジュールに遅れが出ると、やる気を失うきっかけになるので注意が必要です。
今回は、丁寧にしすぎない、しかし妥協はしない勉強法を書いていきます。
目次
- 1.まずはサラッと学習する
- 2.ノートではなく、テキストや過去問に書き込みをする
- 3.アウトプットはしっかり消化する
- 4.苦手分野の対策は工夫をする
- 5.計画を立てる
- 6.まとめ
- 7.次回の予定
- 8.モコブログの日常
1.まずはサラッと学習する
試験勉強のスタートはインプットから入るのが通常です。
インプットはサラッと済ませることが、テンポよく学習を進めるポイントになります。
講義1周目は完全に覚えようと意識せず、ある程度理解したら先に進みます。
理解を深めるのは、アウトプットの段階で行えば十分です。
インプットの段階で定着する知識は、さほど多くありません。
逆に、アウトプットを行いながら同時にテキストなどで補強作業をした方が、知識が定着しやすいです。
私は学習初期、立ち止まらずスケジュール通りに進むことを意識していました。
かといって、講義をながらで聴いたり、無理やり急いだりしてはいけません。
その時間で吸収できる分はしっかり聞くという意識は必要です。
2.ノートではなく、テキストや過去問に書き込みをする
丁寧に学習しようと、ノートをキレイに取っている人を多く見かけます。
ノートを作成することは時間がかかるので、短期合格を目指している人には向きません。
それよりも何度も同じところを反復して見たり、声に出して覚えた方が記憶に残りやすいです。
勉強を進めていくと、講義で講師の方が話していた内容だったり、答練などで出てきた内容など書き込みをしたい時が度々出てきます。
その場合はノートを作るのではなく、直接テキストや問題集に書き込んだ方が後後便利です。
テキストは何度も見ることになりますし、過去問も同様に何度も解きます。
その際に書き込みはイヤでも目に付きます。
書いておきたい周辺知識が出てきた時にも、欄外に書いておくことをお勧めします。
学習を進めていくと、よく出題される問題が分かってきます。
テキストや過去問に書かれている頻出の内容も、チェックをつけておくと便利です。
3.アウトプットはしっかり消化する
過去問や問題集には解説が付いています。
私は1周目は全てに目を通しました。
2周目以降は理解が甘い(理解度チェックをして、再度読み込む必要がある部分に印を付けておくと便利です。)部分のみ読むようにしていました。
解説を確認すると同時に、テキストの該当箇所や条文を参照していました。
過去問は過去問だけで見るよりも、同時にテキストに触れた方が記憶に残りやすくなります。
イメージは、アウトプットとインプットを同時にやるような感じです。
アウトプット学習は、インプットの段階より丁寧に行う必要があります。
わからない部分を一つ一つ潰していく意識を持つと効果的です。
何となく読んだ解説と、忘れない意識を持って読んだ解説とでは理解度が変わってきます。
理解度の低い部分は、より丁寧に学習していきたいところです。
より効率的な勉強をするために、分からない部分を把握しておくことも大事になってきます。
アウトプットは繰り返し行うことが基本になります。
その中で分からない問題を把握しておけば、分かる問題に割く時間が短くなります。
勉強計画を立てる際にも、苦手を把握することは役に立つのでチェックは欠かせません。
4.苦手分野の対策は工夫をする
苦手な部分はどうしても後回しにしがちです。
苦手分野にも積極的にアプローチしていくことが、合格への近道です。
間違えた問題は、より入念に何度も学習することで確実に分かるようになります。
横断的に学習したり、暗記帳を作ってみたりなど工夫をすることで対策していくのも手です。
オンラインで学習している場合、繰り返し講義が視聴できるかと思います。
苦手分野のみ再度講義を見て印象付けるのも方法の一つです。
気になることが出てきた場合、すぐ調べるクセをつけるのもいいです。
後回しにすると、何が分からなかったのかも分からなくなります。
その場で解決できることはすぐ片付けてしまうと、後々楽になります。
5.計画を立てる
計画を立てる際には、全体を見て決めます。
全体を見ることで、今行うべき対策が見えてきます。
丁寧にやるべき部分と、そうでない部分を区分けすることで時間の節約になります。
その日に行う勉強内容をザックリ決めておきそれを消化するようにすると、次やるべき勉強をいちいち考える手間が減ります。
6.まとめ
試験に対応出来る力を付けるには、基本的なことを完璧に覚える必要があります。
逆に出題確率が恐ろしく低い問題に関しては、無理に覚える必要はないと考えています。
それよりも出題可能性の高いものを優先的に学習した方が、遥かに有益です。
出題可能性から、丁寧に学習しなければならない分野を見極めることが重要です。
もう一点、今ある教材を使い倒すことも必須です。
色々な教材に手を出すより、試験に必要な範囲内の教材を何度も繰り返し、丁寧に学習を進めていくことが合格への近道です。
妥協しないということも求められます。
今の自分に満足しないことを意識すると、成長し続けることができます。
勉強法については過去にも書いているので、宜しければそちらもご覧いただけると嬉しいです。
7.次回の予定
次回は、本試験前日の過ごし方について書いていきます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
8.モコブログの日常
試験が終わり、朝食は菓子パンで済ませることが多かったのですが、最近また作るようになりました。
簡単にできるものが多いですが、朝食をしっかり食べることで心なしか朝から動けるよになった気がします。
SNSに挙げるのも楽しいので、最近は朝食も楽しみになりました。
今日の写真は、おにぎり型ライスバーガーです。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
https://www.instagram.com/aotya39/