司法書士試験 長時間勉強するときの流れ
司法書士試験は勉強時間をそれなりに確保する必要があります。
兼業受験生となると、仕事が休みの日や帰宅後などまとまった時間を上手く使うことになります。
休日は長時間勉強している受験生がほとんどです。
今回は長時間勉強のコツを書いていきます。
目次
- 1.10時間以上勉強するときのスケジュール
- 2.朝型にする
- 3.できるだけ早く勉強をスタートする
- 4.食事は糖質を減らす
- 5.休憩を工夫する
- 6.お風呂は勉強のチャンス
- 7.夜更しは厳禁
- 8.まとめ
- 9.次回の予定
- 10.モコブログの日常
1.10時間以上勉強するときのスケジュール
私が長時間勉強していた日のスケジュールの一例を書いていきます。
①5:30 起床
~5:45 顔を洗う、歯を磨くなど
②~7:00 勉強
③~7:30 朝食
~8:30 勉強
~9:30 買い物、家事
④~12:30 勉強
~13:00 昼食
⑤~14:30 勉強
~15:00 家事
~16:30 勉強
~17:00 長めの休憩
~19:00 勉強
~19:30 夕食
~20:30 勉強
⑥~21:30 風呂
~22:30 勉強
~23:00 家事など自由時間
⑦就寝
時間に多少のズレはありますが、概ね上記のようなスケジュールで進めていました。
ポイントとなる部分については、数字を付けました。
2以下で詳しく書いていきます。
食事の後は眠くなるので、その時間に仮眠を取ったり家事を入れることもよくありました。
休日は10時間から12時間程度勉強に使えるように。
勉強の合間に休憩+軽い運動の感覚で家事を入れていました。
1時間以上通しで勉強をすることはなく、必ず5分程度の小休憩を挟むようにしていました。
2.朝型にする
ここでは①の部分について書いていきます。
長時間勉強は、朝型が適しています。
朝早く起き、朝日を浴びて頭をスッキリさせてから勉強を開始します。
その日のスケジュールは、できれば前日までに立てておくことをお勧めします。
勉強をすぐスタートできるようにするためです。
スケジュールは達成感の得られるようなものにします。
午前中に行うものや何時までに行うものなど小分けにし、その時間までに終われるように頑張ります。
時間ごとに目標を設定するのもメリハリがついていいです。
次の日1番に使う教材は机の上に置いておくと、より勉強の導入がしやすくなります。
3.できるだけ早く勉強をスタートする
ここでは②について書いていきます。
勉強はスタートするまでが一番労力を要します。
ここのハードルを超えるには、余計なことを考える前に机に向かってしまいます。
テキストや問題集を開き、少しすると案外集中できるものです。
最初から机に向かうとハードルが上がります。
スタート時は暗記帳を眺めたり、ベッドの近くにテキストを置き、それを眺めるだけでもいいです。
とにかく出来るだけ早くスタートを切ることがポイントです。
この時、机に置くものはその時間使用するもののみにします。
長時間勉強するためには、事前に集中できる環境を整える必要があります。
スマホは電源を切るだけでは足りず、勉強スペースから極力離します。
気が散る可能性のあるものは、視界に入れてはいけません。
私はカレンダーなども見えない位置に置いていました。
筆記用具も必要最低限のもののみ机に置いていました。
部屋の明るさや室温にも注意が必要です。
雑音に関しては、私の場合ある程度音があった方が集中できたので、通常時耳栓などは使用しませんでした。
4.食事は糖質を減らす
ここでは③について書いていきます。
勉強する上で食事にも気を使えるといいですが、そこまで神経質になる必要はないです。
私が一応気をつけていたことは、体調を崩さないようなメニューにするということです。
血糖値の急激な上昇を抑えると、食後眠くなりにくいです。
私は朝昼は量を抑え、夜しっかり食べるようにしていました。
炭水化物は朝昼少なめ、夜多めを意識していました。
間食は基本ナッツ系やカカオ成分多めのチョコレート中心にし、砂糖が多く使用されているものは控えていました。
おやつ類は、自分へのご褒美としていました。
ノルマクリア事に間食OKにしていました。
そうすることで勉強に飽きが来ず、達成感も得られました。
ダラダラ勉強することを防ぐ効果もあります。
5.休憩を工夫する
ここでは④について書いていきます。
勉強に使える時間が取れる時間帯は、休憩時間に注意する必要があります。
休憩は少なくとも1時間に5分程度取った方が効率がいいです。
集中力しすぎる状態が長いと、その後失速するスピードが上がります。
タイマーで時間を設定し、意識的に休憩を取るようにします。
適度なストレッチや家事を挟むなど、体を動かす休憩が長時間勉強に適しています。
勉強する場所を変えるのもオススメです。
気分転換になり、集中力が上がりやすくなります。
同じ科目ばかりやっていると、疲れやすくなります。
飽きてきたら、科目を変えるなど工夫します。
私は、主要科目の間にマイナー科目やひな形学習などを入れて気分を変えていました。
難しい問題に力を使い過ぎないのもポイントです。
難問に時間を使いすぎると、やはり疲れます。
長時間勉強するときは、疲れない工夫も必要です。
一問に時間をかけ過ぎると、モチベーションも下がっていくので注意が必要です。
座りっぱなしにも注意を要します。
適度にストレッチなどをし体をほぐすと肩こりの予防もでき、疲れにくくなります。
勉強していて強烈な眠気に襲われた場合、エナジードリンクなど無理やり起こすことはしない方が無難です。
エナドリは糖質が多く、蓄積すると逆に疲れやすい体を作り出してしまいます。
我慢せず仮眠を取ることをお勧めします。
6.お風呂は勉強のチャンス
ここでは⑤について書いていきます。
お風呂やトイレなど、一見勉強には向いていないような環境が実は勉強のチャンスだったりします。
お風呂はリラックス状態にあるので、頭に入っていきやすいです。
私は防水加工のされた暗記帳を使用したり、その日に行った勉強を頭の中で復習したりしていました。
トイレは短時間ですが塵も積もればなんとやらです。
一問一答形式の問題集を常備し、2、3問ずつこなしていけば、1年で相当な蓄積になります。
こういったスキマ時間は活用しないともったいないです。
長時間勉強で、勉強に集中したい時間帯は緊張の糸を切らせたくありません。
こういった時間に勉強することで、集中力を高めることができます。
勉強は意識的に行うことが必要ですが、繰り返していくと体が勝手に勉強モードに変わっていきます。
1ヶ月もすると、自然と体が動きトイレでも無意識的に問題集を手に取るようになりました。
ちなみに、お風呂は質の良い睡眠を取るため湯船に浸かることをお勧めします。
7.夜更しは厳禁
ここでは⑥について書いていきます。
その日のノルマを達成していなくても、ある程度の時間には寝ておくことが望ましいです。
夜更かしは次の日の集中力に影響が出ます。
早く寝て、次の日の朝に勉強した方が集中力も高く効率がいいです。
寝る前に次の日の予定を立てておくこともオススメです。
他にも、就寝前に日記のような形でその日の勉強成果を書いておくなどして過ごしていました。
就寝前にやってはいけないことは、スマホを見たり漫画を読んだりなど睡眠から遠ざかる行動です。
心配事があって眠れない日は、とりあえず紙に心配事と解決方法(仮)を書いて寝るようにしていました。
私は完全な朝型なので、夜は基本的に早めに寝るようにしていました。
8.まとめ
長時間勉強出来そうな日は、基本的に講義は聴かないようにしていました。
私はオンライン講座を受講していたので、主にPCを使用して講義を視聴していました。
PC内には誘惑があります。
SNSなどに簡単にアクセスできてしまいます。
折角スマホを遠ざけた意味がなくなってしまいます。
学習内容は問題集や過去問、答練などを中心でした。
長時間勉強で一番大切になってくるのは、休憩の使い方です。
休憩時間を取りすぎると気持ちが下がってしまい、次の勉強に移りづらくなってしまいます。
過去にも長時間勉強に関する記事を書いているので、宜しければ覗いてみてください。
9.次回の予定
次回は、スキマ時間の勉強内容について書いていきます。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
10.モコブログの日常
令和4年度司法書士試験の択一基準点が発表されましたね。
今年度は午前が81点で昨年度と同じ、午後は75点で昨年度より9点高いという結果となりました。
私は去年基準点が出ても、合格の可能性を感じられずにいました。
多くの受験生は自己採点を済ませていると思いますが、まだの方はそろそろしておいた方が今後の動きを決める上でもいいと思います。
私はちゃんとした自己採点は合格発表のギリギリ(1週間くらい前)でした。
自己採点の結果を知っていればその後の動きが変わっていました。
時間を有意義に使うには、自己採点は早めに済ませておく方が無難です。
今回の写真は熟す前のみかんです。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
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よろしくお願いします(*^_^*)
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