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司法書士試験までの5ヶ月間で詰め込んだこと


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 初学者、司法書士試験までの5ヶ月間

 

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 本来であれば7月5日に予定されていた司法書士試験ですが、今年度は感染症の影響で9月27日に延期されました。私は今年度はお試し受験のつもりではありましたが、7月5日であれば、コロナ禍での試験への心の準備が出来ていなかったので受験することはなかったと思います。9月の試験でも感染症への不安はありましたが、十分な対策を取り、家族の協力も得て無事受験することができました。私にとっては思わぬ準備期間ができ、お試し受験も単なるお試しではなく自分の現在の実力を確認できる絶好の機会となりました。

 

 今回は、本試験までの約5ヶ月間の私の勉強スケジュールを、反省を踏まえながらお話していこうと思います。

 

 

☆目次☆

 

 

 

 

1.昨今の本試験の出願者、合格率について

 

 司法書士試験の出願者数は毎年減り続けています。昨年度の受験者数が16,811人に対して、今年度は14,431人と減少しています。今年度は試験実施日が延期されたり、コロナウイルスの爆発的流行により昨年とは状況が違いますが、それでも毎年減少し続けているので今後も緩やかに受験生の数は減ってくると思います。

 

 それに対して、合格率は若干ではありますが上がってきています。昨年度の合格率を受験者数から見ると約4.3%で、10年前の約3.4%から比べると1%前後上がっているのが分かります。合格率が上がっているといっても4%前後の難関試験であることには変わりありません。試験の難易度も下がっているわけではなく、以前より実務に即した形の問題が出題されているので難易度はむしろ上がっているように感じます。

 

 

2.5ヶ月間で仕上げられたこと

 

 司法書士試験の学習時間はおよそ3000時間、予備校でも13ヶ月プランが用意されているなど、5ヶ月の勉強時間では本試験対策をカバーするには到底足りません。しかし、受験するにはそれなりの手応えを感じて帰りたい、とにかく詰め込めるものは詰め込もうと考え、択一に絞って学習をしてきました。

 

 まず、テキストは全て一読しました。それに加え、予備校が出している動画も全て一周し、それに沿ってAランク(正答率の高い問題)の過去問は全て分かるまで解きました。条文は出てくるたびに引き、条文の言っている意味が分からなかったらテキストに戻って照らし合わせながら勉強しました。

 

 上記の内容を繰り返し学習し、定着を図りました。やはりインプットだけだと知識がすぐ抜け落ちてしまうので、一問一答形式の問題集は役に立ちました。5ヶ月の勉強期間ですと、インプットだけでもいっぱいいっぱいなので、過去問を全て解ききれなかったことは悔しいですね。

 

 おそらく直前期の受験生は苦手科目を中心に学習していくと思いますが、私にとっては苦手科目しかないような状況なので、主要科目を中心にむしろ得意科目を伸ばすように勉強してきました。学習を進めてきた今では得意科目ができ、苦手科目の勉強に疲れたら得意な科目を勉強するようにしています。ちなみに私は不動産登記法が得意科目です。

 

 

3.本試験に照準を合わせたことへの弊害

 

 本来であれば、予備校から提示されたスケジュールで学習を進めていくのが通常のスタイル、むしろそれが正解なのだと思います。しかし、私の場合は、お試し受験で少しでも成果を上げたいと考えたため、予定されていた計画とは少し違うルートで学習してきました。

 

 ここで少し後悔したことがあって、それは予備校が出していた添削課題をボロボロの状態で出さなければならなかったことです。私はほぼ択一に絞って勉強してきたため、記述に関してはひな形を一周しただけでした。さすがにひな形だけで問題を解くのは厳しいので、結果は残念な形になりました。しかし結果よりも、この添削課題をある程度わかった状態で解きたかったということが一番の後悔です。

 

 今はやっと予備校の出している計画に沿って学習するところまで追いついたのでほっとしていますが、記述対策は今後の課題でもあります。

 

 

4.5ヶ月間の大体の流れ

 

 私の場合、1ヶ月目は民法、2ヶ月目は会社法などと決めて学習したわけではなく、今日のこの時間まで民法のテキストに加えて過去問ここまで、午後のこの時間は不動産登記法の過去問ここまでのように1日に2つか3つの科目を決めて、勉強していました。

 

 学習スタイルが定着してきたら、曜日で科目を分け、不安な論点は時間のある休日にまとめて勉強しました。月水金は民法不動産登記法、マイナー科目午後の部、火木は会社法商業登記法、マイナー科目午前の部でだいたい固定することが多かったです。

 

 

5.まとめ

 

 5ヶ月間必死になって勉強してきましたが、やはり付け焼刃的な部分も結構多かったので(主にマイナー科目)、これからは知識の定着と補充を頑張っていきたいと思います。それでも今回の受験で基準点近くの点数を取れたことは大きな自信になったので、今回お試し受験をして良かったと思います。そろそろまた気を引き締めて頑張っていきたい時期になってきたので、体調を崩さない程度にストイックにやっていければと思います。

 

 

6.次回の予定

 

 今回は5ヶ月間でどのくらい勉強が進んだかについて話してきました。反省点はまだまだあるので、これから改善できるところから直していきたいと思います。

 

 次回は司法書士試験から少し離れて、宅建試験受験について話していく予定です。ここでの勉強がどれだけ司法書士試験へのステップとして機能したのかについても書いていきたいと思います。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 最後に今日の我が家のデグーさんです。

 

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