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司法書士試験、具体的にどのくらい大変なのか


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司法書士試験受験! 勉強するために犠牲にしたこと

 

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 司法書士試験の受験を決める前まで、試験勉強がこんなにも大変だとは思いませんでした。私の主観では大学受験よりもハードでした。もちろん環境が違うので、過酷さはひとそれぞれですがそれでも大変に感じない人はいないと思います。

 

 今回はそんな司法書士試験受験勉強の大変さについて、私が勉強することで諦めなければならなかったことを交えながら話していきます。

 

 

目次

 

 

 

1.難関試験であるということ

 

 まず、司法書士試験が超が付くほどの難関試験であることについて話していきます。恥ずかしながら、私は司法書士という資格が合格率わずか4%前後であることを受験を決めるまで知りませんでした。合格率だけ見れば資格試験ではトップレベルです。勉強期間も平均3000時間と言われ、試験前年の3月頃から勉強を始めている受験生が多いようです。

 

 司法書士試験は、司法試験受験生や、司法試験リアイヤ組の受験者もそれなりにいます。その人たちとも戦わなければなりません。合格レベルはその点においても上がっていると思われます。しかし、司法書士試験一本で頑張っている人の方が試験対策がよりできているので気負うことはないと考えています。努力の程度ではお互い拮抗していると思います。

 

 

2.勉強量が半端ではない

 

 司法書士試験は試験科目が多く、全てに目を通すだけでも相当時間を要します。科目で言えば、大きく分けて主要科目、マイナー科目、記述に分けられます。法律ごとに分けると、主要科目が民法不動産登記法会社法商業登記法で、マイナー科目が民事訴訟法、民事執行法民事保全法憲法、刑法、供託法、司法書士法になります。記述は、不動産登記、商業登記が具体的に事例に沿って回答していく形になります。法律だけざっと並べてもかなりの量であるとこが分かります。マイナー科目といっても決して捨てていいわけではなく、特に民事訴訟法は毎年5問出題されており、マイナーという括りで考えない方がいいでしょう。

 

 法律は六法に書いてある条文をただ覚えればいいのではありません。それでは試験対策としては不十分です。判例や、細かい解釈、先例、記述に至ってはひな形も覚えなければなりません。

 

3.時間を確保することが必要

 

 上記のことだけ取ってみても、時間が必要なことは明確ですね。それでは、試験に必要な約3000時間の勉強時間をどう確保していけばいいでしょう。普段の自分の生活に新たに勉強する時間が必要なので、自分の時間を削る必要があります。

 

 時間を作るのに一番簡単なことは、仕事を辞めたり学校を辞めることかもしれません。しかし、そう簡単に仕事や学校は辞められるものではありません。私も、仕事を辞めることは考えられませんでした。仕事を辞めなくても、時間はやる気次第でいくらでも作れます。

 

 

4.休日のほとんどは勉強に消える

 

 何かと忙しい社会人、時間を作るとしたら休日の自由な時間を削るしかありません。休日といっても、休日出勤を強いられたり、冠婚葬祭等には出席しなければならないことことを考えると他の休日はほぼ勉強に使うしかなさそうです。現に私は丸一日完全に自分の自由時間に使うことはしていません。

 

 とは言っても、休日の全てを勉強だけに使っているわけではありません。友だちとリモート飲み会をしたり、趣味の時間も短時間ではありますが設けています。もちろん、毎週末遊びの予定を入れているわけではなく、月2回弱と勉強を始める以前より激減しました。友達付き合いはやはりかなり減ってしまったのは残念ですが、そこはもう諦めました。私の場合、事情を話しているので合格してからその分、埋め合わせしたいと思っています。そのためにも短期で合格したいですね。

 

 

5.お金が消える

 

 資格試験を受験するには、ある程度のお金が必要になってきます。まず予備校の受講料です。大手の資格試験予備校であれば、受講料はキャンペーン期間を除いて50万近くの出費になります。これも合格への投資と思えばやすいかもしれませんが、50万円をぽんと使うのはそれなりの勇気がいります。他にもっと安価な値段で提供している予備校もありますが、少なくとも10万は要するのでそれなりの初期投資は必要です。独学でいこうと考えている人もいるとは思いますが、短期合格を狙っている場合はきちんとした予備校を頼ることをオススメします。

 

 私の場合、副業として株式投資等をしていたのですが、試験勉強を始めてからは全ての副業をやめました。FX等は気になってしまって勉強に集中できなくなってしまったため、続けることを断念しました。副業収入がなくなってしまったことは痛いですが、これも勉強のためには致し方ありません。

 

 受験するにもお金が必要になってきます。受験料も8000円前後します。それに加え今年度から受験地が大幅に減少したため、遠征費用が掛かってくる人も多いのではないかと思います。前泊する必要がある人はホテル代等も要するので、試験を受けるだけでもお金がかかります。

 

 

6.ストレスが増える

 

 ストレスのかかり方は人それぞれですが、勉強のストレスは覚悟していたほうがいいと思います。日常生活のストレスに加えて勉強のストレスもかかってくるので、上手な発散方法が必要になってきます。

 

 特に直前期のストレスはかなりのものになります。私の場合、今年度はお試しでの受験だったのですが、それでも謎のプレッシャーを感じていました。ほぼ心を殺して頑張っていました。ストレスをうまく緩和させることは私にとっても大きな課題になっています。

 

 

7.まとめ

 

 難関試験を突破するには、やはりそれなりの犠牲と覚悟が必要なんだと思います。今まで通りの生活を維持しながらの学習環境では、合格が何年先になるか分かりません。何を捨てて、何を残すのかは常に考えながら勉強していくことになりそうです。私も、やらなくていいこと、維持すべきことをこれからも模索しながら勉強だけは続けていこうと思います。

 

 

8.次回の予定

 

 今回は試験勉強の大変さについてお話させていただきました。今回だけでは書ききれない部分もあったので、それはまた別の機会に書いていこうと思います。

 

 次回は、私が本試験に挑んだ5ヶ月間の勉強スケジュールについて話していきたいと思います。それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 最後に我が家の今日のデグーさんです。

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