司法書士試験 本試験を終えての感想
2021年7月4日(日)、令和3年度司法書士試験が実施されました。
今年度は予定通りの日程での試験となりました。
初受験の人以外は短期決戦となり、ハードスケジュールで勉強を進めていた人が多かったのではないかと思います。
また、昨年度同様コロナウイルス対策を行いながらの試験となりました。
今回は本年度の試験を終えての感想と、今後の課題等について考えていきたいと思います。
目次
1.短期決戦で挑む本試験について
司法書士試験は毎年7月の第一日曜日に実施されています。
しかし、昨年度は新型コロナウイルスの爆発的流行により9月末に行われました。
その関係上、例年より短い期間で勉強を仕上げなければならない状況に置かれました。
短期決戦故に、9月の本試験が終わってもすぐに来年に向けての勉強を始めなければなりませんでした。
本来ならば取れていた休息の期間も昨年は短かったのではないかと思います。
その分ストレス期間も長くなったと話している受験生が多く見られました。
私の場合は今年度の試験に標準を合わせていたので、緊張の糸はさほど切れることなく勉強を進めて来られました。
それでも本番前は無駄にそわそわしてしまい、集中力は確実に落ちてしまいました。
昨年度及び今年度は異例の本試験となりましたが、来年度からは窮屈な思いを少しでも減らしての試験になることを祈ります。
2.率直にいう今回の結果
今年度の試験の難易度としては、午前の部が例年と比較し簡単、午後の部は難しいというような印象を受けました。
周りの受験生も午後の部、特に記述式で撃沈したという人が多いように見受けられます。
私自身まだ自己採点をしていませんが、午後の部で色々やらかしました。
私は午後は記述からスタートするスタイルを取っているのですが、まず不動産登記で時間を使い過ぎました。
そして焦りからか、第2問目所有権以外という文言が入っているのを忘れてしまい、所有権の登記を書いてしまいました。
そのまま根抵当権についても最後まで記述してしまい、相当な時間をロスしてしまいました。
その事実に気づいた瞬間の絶望は凄まじかったです笑。
その後90分かけようやく不動産登記を終えて、商業登記に移りました。
その時は本当にどうなるかと思いましたが、商業登記が簡単だったこと(新株予約権で書く事が多かったことが少ししんどかったですが)でなんとか救われました。
最後まで諦めなかった結果、どうにか時間内に全ての問題を検討し解答することが出来たことは良かった点かと思います。
午前の部に関しては問題ないかと思います。
しかし、午後の部択一はあまり期待はしていません。
全てを総合すると、今回午後の部択一が基準点を超えているかどうかも怪しい結果、合格は期待できないという結論に至りました。(後日自己採点し、合格ラインに乗っていることを知るのは10月に入ってからになります。)
3.直前期について
ブログを停止してからすぐ直前期に入りました。
ここからは直前期について書いていきます。
メンタル面
直前期は答練など模試が増えていき、試験が近づいてきていることを実感する瞬間が増えていきました。
試験1ヶ月前まではメンタル面も落ち着き忙しい日常の中でも勉強を頑張ることができていました。
1ヶ月を切る頃から緊張が段々出てきてしまい、睡眠が浅い日が続きました。
夢にはほぼ毎日勉強した内容や勉強している状況、本試験関連の夢を見ていました。
試験を意識してのストレスからか生理が止まり、4月以来今現在まで来ていません。
ラスト2週間くらいは机に向かっても思うように集中できない日が続きました。
1時間事に気分転換をして、なんとか勉強に意識を持っていくような状況でした。
試験直前まで厳しいメンタル状況でしたが、ラスト3日程は何故か気分が落ち着いてきて、最後の追い込みをかけることができたのは良かったと思います。
お試し受験の時に予想はしていたことでしたが、自分がここまでプレッシャーに弱いとは思いませんでした。
改善策
今回の本試験において、自分の緊張の度合いや傾向が分かりました。
以下対策を考えていきます。
☆模試を会場に受けに行く
今回はコロナウイルスが蔓延しているということ、模試の会場が遠方になったということもあり、模試は全て自宅で受験しました。
自宅で受験するメリットとしては、移動が省けること、好きな時間に受けられること、感染リスクを抑えられることなどあります。
しかし、在宅受験は緊張感に関しては今ひとつ欠けています。
模試を会場で他の受験と受けるという最大のメリットは、この緊張感にあると思います。
会場受験の模試は、本試験と同じスケジュールで実施されます。
その点から本試験のいいリハーサルになります。
会場で受験すれば本番に近い経験をすることが出来るので、本番前1回は会場で受験するといいと感じました。
☆気負わないための方法
本気で勉強していればしているほど、本試験前の緊張は高まります。
私自身1年以上合格目指し本気で勉強してきたので、本番前のプレッシャーは非常にしんどいものでした。
気負いすぎてしまうと、勉強どころのメンタルではなくなってしまうことをこれでもかと実感したので、少しでも気負わない姿勢でいられる発想を身につけていきたいところです。
自分に暗示をかける内容は人それぞれですが、私としては以下のように考えていました。
- 本試験言う名の模試を8000円で受けるだけ
- 毎年1回チャンスがある
- 失敗しても人生終わることはない
- 試験後にやりたいことを考える
以上のようなことを考えると少し気分が落ち着いてきました。
特に試験後にやりたいことを考えると気分が上がるので、やりたいことリストを書いてそれを眺めながら勉強していました。
4.まとめ
今年度の本試験は私にとって厳しい結果になりました。
色々な意味で終わりました。
恐らくお試し受験であった昨年度の試験の方が得点できている可能性が高いです。
しかし、諦めるという選択はありません。
これから合格できるまで日々コツコツ勉強していこうと思います。(後日合格していることを知ったときは驚きました。)
5.次回の予定
次回は今回の続きから書いていこうと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
過去記事もお時間ありましたら読んでくれると嬉しいです(*^_^*)
6.受験生の日常
受験生活も1年を超えましたがもう慣れました。
本試験を終えて1日目の昨日、初めて勉強しない日を作りました。
なんというか、落ち着かない!
この勉強習慣は残しておきたいので、少しずつですが今日から勉強再開させます。
最後に我が家の今日のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
ツイキャスでは勉強配信をしています。告知はしないのでゲリラにはなりますが一緒に勉強頑張りましょう。
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