【司法書士試験】直前期の注意点
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3月も半ばとなり、そろそろ直前期が近づいてきました。
直前期の過ごし方によって、試験の結果が大きく左右します。
ただ単に勉強時間を増やすのではなく、してはいけないことを考えることで合格に一歩近づくことができます。
今回は、直前期の注意点について書いていきます。
目次
1.捨て問を作らない
捨て問を作らないメリットとしては、得点を重ねる以外にもあります。
緊張感を維持するため
捨て問を作るということは、科目や分野を勉強する時間が削られることで、労力が少し減るということです。
時間に余裕が出来てしまうと、気持ちにも余裕が出てきてしまいます。
その分誘惑に負ける可能性が高くなります。
緊張感が欠けてしまうので、捨て問は作らない方がいいです。
緊張感という点においては、他人と比べるという行為にも注意が必要です。
テスト中自己採点の結果を他人と比べることは、その結果が良い悪い関係なくやるべきではありません。
悪い場合は落ち込んで後のテストに響きますし、良くても安心感から緊張感が緩みます。
それと同じで、他の受験生が自分より勉強時間が短い、模試の点数が悪いと分かると安心してしまい油断の元となってしまいます。
これらの理由から直前期のSNSは逆に危険になります。
普段の学習であれば、ライバルを見ることでやる気が湧くこともあります。
情報を入れるにもSNSは有用です。
一方直前期は人と比べることが緊張感に影響してきますので、SNSは控えた方が無難です。
もったいない
捨て問を作ると、得点できたはずの問題を逃すことになります。
得意な問題であっても必ずしも得点できるとは限りません。
一方、苦手な範囲で優しい問題が出る可能性もあります。
捨て問を作るともったいない結果となってしまうことがありますので、よく考える必要があります。
2.改正論点は早めにチェック
試験の範囲で改正論点が出題される可能性がある場合、チェックを欠かしてはいけません。
3年以上勉強を続けている場合は注意が必要です。
解答が真逆になることもあるので、改正点は必ずチェックが必要です。
法改正は毎年何かしら行われているので、大改正でなくても逐一チェックしておくのが無難です。
3.直前期ほど丁寧に
直前期となると、あれもこれもやりたくなります。
全てを完璧に学習しようとすると、中途半端な知識しか得られない可能性が高いです。
苦手科目ばかりはNG
苦手科目の克服は必要ですが、そればかりを行うことは控えた方がいいです。
苦手科目ばかり重視していると、疲れてしまい後半失速してしまいます。
それ以外に、得意科目の得点率を下げてしまう点でもやはり危険です。
得意科目はやはり得点しやすいです。
直前期は確実に取れる問題の強化作業を行うことにも目を向けなければなりません。
苦手科目と得意科目の勉強のバランスが重要です。
主要科目とマイナー科目のバランスも大事になってきます。
主要科目だけ学習するのでは足りません。
私は休憩感覚でマイナー科目の勉強をしていました。
主要科目とマイナー科目は7:3、もしくは8:2くらいの割合で学習するようにしていました。
完璧主義はNG
完璧主義は身を滅ぼす可能性が高いです。
全てを完璧にしようとすると、それぞれの知識が薄っぺらいものになってしまいます。
出る確率の低い範囲まで完璧にしようとしたり、新しい教材に手を出すことは危険です。
出題可能性の高いものを優先的に学習すべきです。
新たな教材を使うべきでないことは、新しい教材を読むスピードと、既に読んだことのある教材をこなすスピードを考えれば分かります。
内容も今までやってきたことを中心に行います。
私は模試以外では、今まで行ってきた過去問や問題集での勉強をメインに行っていました。
直前期になると、不安から勉強法を変えたくなります。
そこはグッと堪えて、今までの自分のやり方を貫くことが必要です。
方法を変えても、それが定着するまでには時間がかかります。
例えばひな形学習を続けていたのにやめてしまうのはもったいないです。
急にインプットのみの学習に変えてしまうのも、危険です。
別のことをやるよりは、行ってきたことを強化する方が試験に対応できるものになります。
予定を立てる
その日何をすべきかの予定を立てて行うと、考える時間を減らすことができます。
やるべきことを5つほどに絞って丁寧に学習することで、ただ何となく勉強するよりも効率が上がります。
学習する範囲を前日にピックアップすることで、次の日の勉強のスタートも切りやすいです。
4.ヤマを張るのはほどほどに
直前期、どうにも集中できない時にヤマを張るという作業をしていました。
午前の部だと出そうな部分を把握して学習することで3問程得点に繋がりました。
あまりオススメは出来ませんが、お守りとして少しやっておくのもいいかと思います。
ただヤマ張りばかりしているとその場しのぎの勉強となってしまうので、応用は利きません。
5.無理をしない
自信を持って試験に挑むのと、不安ばかりを抱えて挑むのとでは結果も変わってきます。
自信満々で挑んだほうが、頭の回転も良くなります。
自信を失っていると集中も出来ませんし、あれもこれも間違っているのではと不安になりリズムを乱してしまいます。
自信を持つと、パニックを防ぐこともできます。
冷静になることで、勉強に集中できます。
それ以外にも、気持ちは体調にも影響してきます。
気持ちが明るい方が免疫力も上がります。
直前期は特に体調に気をつけなければなりません。
明るくいることで結果がいい方に向かう可能性が高いのであれば、気持ちを明るくしていた方がいいに決まっています。
私は直前期、ネガティブな気持ちは塞いで無理やり明るくしていました。
この時期の無理は本試験に響きます。
頑張りすぎて体調を崩してしまっては元も子もありません。
睡眠不足は体だけでなく、精神面にも悪影響を及ぼします。
6.まとめ
上記以外にも、注意点はいくつかあります。
本試験当日の動きは、早い段階で一度チェックしておくことをお勧めします。
直前になって勘違いに気がついた場合、間に合わない可能性があります。
試験に万全の体制で挑むためにも、忘れ物などは避けたいところです。
直前期になると、模試が増えてきます。
模試を受ける姿勢も注意が必要です。
模試は本試験を受けるような気持ちで受験すると、よりいい練習になります。
時間は必ず計り、可能であれば受験する時間も本試験に合わせると緊張感が出ます。
私も直前期は本番を少しずつ意識するようにしていました。
生活も朝型にし、本試験当日と同じ時刻に起床するようにしていました。
生活習慣はなかなか変えられないものなので、少なくとも1ヶ月前くらいから本試験に近い習慣にしていくことをお勧めします。
直前期は緊張で不安も高まってきます。
本番で力を発揮するには、気負い過ぎないというのも大事になってきます。
今回の内容が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
直前期に関する記事は過去にも書いているので、宜しければそちらも読んでいただけると嬉しいです。
7.次回の予定
次回は直前期の4月に行っていたことについて書いていく予定です。
それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
8.モコブログの日常
5月から特別研修が始まります。
ブログを書いている余裕がなくなりそうなので、今出来る限り書き溜めています。
とりあえず現段階で20記事程ストックしました。
ブログを書き始めて1年以上経ち、多少書くスピードが上がった気がします。
タイピングスピードも上がりました。
これからもブログは書き続けようと思っているので、読んでいただけると嬉しいです。
最後に我が家のデグーさんです。
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