司法書士試験 私が実践していた少し変わった勉強法
司法書士試験合格までの約1年と3ヶ月、色々な勉強法を試していきました。
自分に合った勉強法を見つけると、効率よく勉強が進められます。
今回は、私が実践していた少し変わった勉強法について書いていきます。
長くなりそうなので、今回はインプット編とアウトプット編のみ書き、他は次回に回します。
目次
1.少し変わったインプットの勉強法
何かを勉強するとき、多くの場合はインプットから入ります。
司法書士試験は科目数が多い試験です。
インプットだけでもかなりの時間を要します。
講師の話はとにかくメモし、講義は原則1回のみ視聴
私はノートを作らない派でした。
その代わり、講師の方の話で重要な部分はとにかくメモを取りました。
私の場合オンラインでの受講だったため、途中講義を止めながら聞いていました。
講義に関しては基本的に1回しか聞きませんでした。
その分、1回で多くの情報を聞き取ることに集中しました。
講義を何回も聞くと、分かっている部分まで聞かなければならないので時間がかかります。
私が複数回講義を聞くのは、知識が定着しにくい分野のみでした。
テキストに分からない部分をメモしておき、その場所のみ聞くようにしていました。
独り言
例外的に2回目から講義を効く場合、音読やシャドーイング、独り言をつぶやきながら視聴していました。
人は目で見るだけや耳で聴くだけより、声に出して覚えた方が知識が定着しやすいです。
独り言はインプットの時だけでなく、過去問を解きながらなど他の場面でも使っています。
テキストを読むだけの時間を取らない
テキストを使うのは講義を聞くときと、過去問を解くときだけにしていました。
過去問を1問解く事に、テキストを3分~5分読むという方法を取っていました。
テキストを読み込むだけという時間は、普段の勉強に取り入れませんでした。
例外的に、超直前期のヤマ当てをするときだけテキストを読み込みました。
人はインプットのみの勉強法ですと、記憶に定着しにくいです。
インプット作業はアウトプット作業と並行して行うことで、記憶に残りやすくなります。
勉強の根幹はアウトプットにあります。
テキストを繰り返し読むよりは、過去問、問題集を繰り返し解く方が効率よく知識が頭に入ります。
略して覚える
この方法はひな形で主に使用していました。
完全に覚えたつもりでも、ド忘れしてしまうことは誰にでもあると思います。
こういう時に略したり、キーワードを覚えておくと思い出せることがあります。
2.少し変わったアウトプットの勉強法
過去問や問題集は、インプットが完全に終わってから行うという人がいますが、それはもったいないです。
司法書士試験は覚えることが多すぎるので、インプットとアウトプットを並行して行わなければ試験に間に合いません。
スキマ時間でアウトプット
短期で合格するためには、スキマ時間を上手く活用することが求められます。
例えばお風呂の時間です。
私は耐水性のある暗記帳を使って、お風呂でも勉強していました。
暗記帳に書く内容は一問一答形式にしていました。
お風呂時間はリラックスしながら勉強できるので、頭にも入りやすいです。
他にも、その日覚えた知識を20個思い出して声に出してみたり、イマジナリー生徒を作ってその人に講義してみたりしていました。
体を動かしながら勉強すると、より覚えやすいという傾向もあります。
私はお風呂で体を洗いながらでも勉強できるように、覚えたい内容が書かれた耐水性の紙を壁に貼っていました。
お風呂以外にも、誰かとの待ち合わせ、お昼休憩など日常にスキマ時間は思ったよりもあります。
家でなく外では、持っていける教材が限られているので、一問一答形式の問題集や、スマホに保存しておいたデータで勉強していました。
外だと思うように集中できないことが多々ありました。
一問一答系の問題集だと、深く考えなくてもいいので外でも吸収できる知識が多かったです。
スキマ時間の学習はケータイ司法書士にかなりお世話になりました。
会社法、商業登記法の基礎はほぼケータイ司法書士で足りました。
イマジナリー生徒を作る
この方法は多くの人が行っています。
自分が覚えたところを、他人に教えるように勉強する手法になります。
理解しているつもりでも、いざ説明すると意外と盲点があったりします。
理解が浅いと試験で出たときに、迷ってしまうことがあります。
人に教えられるようになって、初めて完璧に理解できたと言えます。
しかしいちいちこの方法を取っていると、時間がいくらあっても足りないです。
私は過去問の解説などを見る際に、ただ読むだけではなく人に教えるように読むようにしていました。
自分で考える部分が少ないけれど、教えるように読むことで理解が深まります。
この時ただ文章を読み上げるのではなく、最後に自分なりにまとめて解説するように読むのがポイントです。
勉強を企画にする
この方法は主にモチベーションを高めるために行っていました。
企画にするとは、今日やる勉強を自分なりの企画にして行うというものです。
例えば、今日は不動産登記法の抵当権を中心に勉強するとします。
ただ過去問を解くのではなく、1時間に7問解くことを目標にします。
これを人に披露するかのように行っていきます。
Youtuberのような感じでやると、勉強が楽しく感じます。
切り捨て方式
勉強していくと、分かる問題が増えてきます。
完全に理解した部分には、印を付ける方法を取っていました。
過去問であれば、肢の隣に正の時を書いて理解度を把握できるようにしていました。
読まなければならない部分が少しずつ削られていくことで、達成感も得られます。
3.まとめ
勉強に飽きないために、色々工夫して勉強していました。
勉強法を考え実践し、知識が定着するのを感じることで、勉強を継続することができました。
他にも、下記のような方法を行っていました。
- 前日講義で聞いた該当箇所の過去問を次の日絶対に解く
- 部屋の中をうろうろしながら勉強する
- 本番リズムよく解き進められるように、普段から練習する
- ケアレスミスチェックシートを間違える度更新する
流行った勉強法の中に、テキスト7回読むというものがあります。
私も試みましたが、合いませんでした。
確かに7回読めばそれなりに知識は付きますが、アウトプットに移り過去問を解くと、やはり覚えきれていない部分がちらほらありました。
インプットだけだと、覚えたつもりの部分がどうしても潰しきれません。
テキストを何周もするよりも、過去問や問題集を重ねた方が効率的に感じます。
上記で出てきたお風呂でできる勉強法については、過去に記事を書いています。
宜しければそちらもご覧いただけると嬉しいです。
4.次回の予定
次回は、今回の続きから書いていきます。
具体的には、1時間反省法、時間は計らない、暗示法、ストイック勉強日、まとめで少し話した内容などについて書いていきます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
5.モコブログの日常
受験期間から研修が終わるまでサボっていた料理を、最近再開しました。
受験期間は宅配などに頼っていました。
便利な上にバランスも考えられているので、助かりました。
料理はメニューを考える、材料を買い出しに行く、調理する、片付けると家事の中でも時間がかかります。
余裕がないとできないので、受験期はさすがにこなせなかったです。
今は余裕が出来てきて、夕食だけは作れるようになりました。
いつまでたっても腕は上がらないんですけどね。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
趣味アカウントの方のツイキャスでは勉強配信をしています。告知はしないのでゲリラにはなりますが一緒に勉強頑張りましょう。
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