令和3年度司法書士試験 結果から見る課題
今年度の司法書士試験は予定通り7月4日(日)に実施されました。
私は千葉会場で受験したのですが、当日は弱い雨が降っていました。
気温が7月にしては低く、駅から会場まで徒歩でそれなりに距離があったので助かった記憶があります。
今回は今更感がありますが、今年度の司法書士試験の自己採点の結果を見ていこうと思います。
目次
1.自己採点の結果
まずは今年度の自己採点の結果から見ていきます。
今回は択一のみ見ていきます。
午前の部が31問正解、午後の部は26問正解になります。
個別に見ていきます。
午前の部
午後の部
以上のような結果になりました。
自己採点をしてまず感じたことは、午後の部でここまで間違えていることにショックを受けました。
特に商業登記法がダメダメだったことは驚いています。
逆に自信がなさすぎた不動産登記法がここまで得点できているとは思いませんでした。
今年度の基準点は午前81点(27問)、午後66点(22問)となりました。
午後の部の基準点はやはり低いですね。
午前の部は若干高い印象を受けます。
とりあえず択一式の基準点は超えていそうで安心しました。
問題は記述式なのですが、それはまた別の機会に書いていこうと思います。
今回はいけるだろうと考えていた科目にやられた感じがしています。
特にマイナー科目は油断していました。
例えば供託法です。
供託法、しかも弁済供託の問題を間違えてしまったのは想定外でした。
他にも民事保全法も不正解でした。
民事保全法は条文が少なく、付け焼刃でもどうにかなると踏んでいたが甘かったです。
本試験のほぼ1週前から対策を始めたので何とも言えませんが、対策が少し足らなかったのかもしれません。
刑法は盗品等に関する罪が不正解だったのですが、基本的な部分で失点してしまいました。
2.個人的な感想
自己採点を終えてみて率直な感想は、とりあえず択一の基準点は超えていそうで安心したというところです。
本試験直後の手応えとしてはほとんど0に等しかったので、ひとまずワンステップは超えたかなと思います。
それでも結果は厳しいものになりました。
本番何が起こってもおかしくないとは考えていましたが、それでも午後の部がここまで難しいとは想定していませんでした。
記述式試験も、焦っていたこともあり思うような答案を作成することができませんでした。
不動産登記は最後の問題を後回しにしてしまい、結果時間がなくて書くことができませんでした。
時間がなくなった原因は不動産登記の第2問を所有権以外と書かれているにも関わらず、所有権の登記も記載してしまったことにあります。
しかもそのまま最後の欄まで記載してしまったので、第2問は1から書き直す必要がありました。
最終的に気がついたのが不幸中の幸いでしたが、これでだいぶ時間をロスしてしまいました。
商業登記は時間がなかったので答案作成用紙をほぼ使用しないで解答しました。
あまり複雑な問題がなかったので助かりましたが、内心不安でいっぱいでした。
私は記述式の不動産登記から解き始めるスタイルをとっているのですが、記述式でのショックから難しい択一式へのバトンパスはかなりキツかったです。
詳しい問題の検討は後日また書いていこうと思います。
4.まとめ
今年度はお試し受験を含めると2回目の司法書士試験受験となりました。
お試し受験で試験の形式や雰囲気がなんとなく分かっていたこともあり、多少は気分を落ちつけて挑めたのではないかと思っています。
お試し受験に関する記事は過去に書いているので、そちらをご覧いただけると嬉しいです。
午前の部は問題ないと感じていましたが、午後の部は自己採点をするまで何点得点できているのか想像できませんでした。
思ったよりは取れていたかなという印象があり、正直安心しました。
今回の失敗は次に生かして、また勉強を頑張っていきたいと思います。
5.次回の予定
次回は筆記の合格発表もあったので、勉強してきた1年間を振り返っていこうと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
6.受験生の日常
ついに令和3年度の司法書士試験筆記試験の合格発表がありましたね。
この記事を書いているのが9日なのでまだ結果は分からない状態ですが、この記事が出る頃には合否が判明していることと思います。
ダメだと分かっていても緊張しますね。
気持ちを早く切り替えられることを祈っています。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
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