司法書士試験 面白い科目ランキング
司法書士試験は択一式が9科目(民事訴訟法、民事執行法、民事保全法を1つとカウントしています)、記述式が不動産登記と商業登記の2科目で構成されています。
午前の部が憲法、民法、刑法、会社法の4つ、午後の部が民事訴訟法等、司法書士法、供託法、不動産登記法、商業登記法となります。
記述式としては不動産登記、商業登記の問題が用意されています。
今回は私の中で面白いと感じた科目をランキング形式で紹介していきます。
ここでは択一式に絞って書いていきます。
目次
1.6位以下
順位は、以下の基準で出していきます。
- 楽しさ
- 単純に興味があるか
- 辛さ(勉強していて辛いと感じるほど点は低く換算します)
- 集中のしやすさ
- 得意か否か
以上5項目各20点、合計100点満点で点数をつけていきます。
科目の中でも分野ごとに違いは出ますが、総合的に判断していきます。
第9位
第9位は、合計77点で、民事訴訟等と供託法になりました。
内訳は以下の通りになります。
☆民事訴訟等
- 楽しさ15点
- 興味16点
- 辛さ16点
- 集中力16点
- 得意16点
☆供託法
- 楽しさ14点
- 興味15点
- 辛さ17点
- 集中力16点
- 得意15点
民事訴訟等は私の苦手科目になります。
なぜか覚えても覚えても忘れていきます。
特に民事執行法は勉強自体あまりしていない科目で、ほぼ過去問知識で止まっています。
☆好きな分野は証拠、苦手な分野は上訴(あまり勉強していないので)になります。
供託法は苦手ではありませんが、あまり興味が湧かない科目になります。
供託法を勉強するときはそれなりの気合がいります。
☆好きな分野は弁済供託、苦手な部分は民事保全法上の供託と時効の論点になります。
第7位
第7位は78点で会社法になります。
会社法は今年度の本試験近くになってやっと掴めてきた科目になります。
条文が読みにくいと感じ、一つの分野に時間がかかってしまうのと、馴染みのない感じがして覚えにくいという感覚がずっと続いていました。
最近になって理解が進むようになってきたのは、完全にケータイ司法書士のおかげです。
ちなみに内訳は以下の通りになります。
- 楽しさ15点
- 興味15点
- 辛さ15点
- 集中力16点
- 得意17点
☆好きな分野は持分会社及び役員、苦手な論点は株式(特に自己株式の取得の辺りは何故かなかなか覚えられない)、商法全般になります。
第6位
第6位は81点の憲法になります。
憲法は人権が苦手で、どこまで覚えていいものか、どの程度まで深追いしていいものか悩むことが度々あります。
あまり手を広げるのも不安です。
テキストや答練などで出てきたものや、判例付き六法に書いてあるものに止めています。
本試験においてそこまで深く問われることはなさそうなので、テキスト、答練のみでも対応できそうに感じています。
内訳は以下になります。
- 楽しさ15点
- 興味18点
- 辛さ17点
- 集中力16点
- 得意15点
☆好きな論点は統治機構全般、苦手な分野は人権全般になります。
2.第5位
第5位は82点で商業登記法になります。
内訳を先に見ていきます。
- 楽しさ17点
- 興味16点
- 辛さ16点
- 集中力15点
- 得意18点
商業登記法は主要科目ではありますが、会社法同様馴染みの薄さから覚えるのに時間がかかっています。
覚えてもすぐ忘れていく率が主要科目の中では一番高い印象があります。
☆好きな論点は組織再編全般、苦手な分野は設立の辺りになります。
3.第4位
第4位は、83点の不動産登記法になります。
どうも手続法系はとにかく覚えるという作業感が出てしまい、集中力に欠けるときがあります。
しかし、覚えてしまえばOKというものも多く、頑張れば頑張るだけ結果につながる科目だと思うので、やりがいはあります。(今回の本試験は奮いませんでしたが)
内訳は以下の通りになります。
- 楽しさ17点
- 興味17点
- 辛さ16点
- 集中力16点
- 得意17点
☆好きな分野は相続、苦手なものは処分禁止の登記になります。
4.第3位
第3位は、85点の司法書士法になります。
司法書士法の勉強はほとんど直前期に行うだけなのですが、モチベーションが下がった時にもたまに勉強しています。
司法書士法を見ていると、なぜかやる気が湧いてきます。
内訳は以下のとおりです。
- 楽しさ17点
- 興味17点
- 辛さ18点
- 集中力17点
- 得意16点
☆好きな論点は業務(業務を行い得ない事件)、苦手な部分は今のところ特になしです。
5.第2位
第2位は、93点で民法になります。
内訳は以下の通りになります。
- 楽しさ18点
- 興味19点
- 辛さ18点
- 集中力19点
- 得意19点
民法は事例に沿って勉強していくことが多いので、想像がしやすく面白いと感じる場面が多々あります。
勉強していて楽しいと思えることが多いとその分集中もできます。
☆好きな分野は物権全般、苦手な分野は保証になります。
5.第1位
第1位は、95点で刑法になります。
刑法は得意としている受験生も多いと思いますが、私も好きな科目の1つになります。
全体的に覚えやすい点が多い印象です。
実際の判例を理解していけば得点できることがほとんどなので、得点しやすい科目になります。
内訳は以下の通りです。
- 楽しさ19点
- 興味19点
- 辛さ20点
- 集中力18点
- 得意19点
☆好きな分野は窃盗、苦手な分野は執行猶予になります。
6.まとめ
今回の記事を書いていて自分の各科目の理解度や学習の進捗状況を再確認することができました。
主要科目とマイナー科目では勉強の濃さも違えば、かける時間も大分差があるので何とも言えませんが、全体的に見ると刑法が一番好きな科目だと認識しました。
主要科目では民法が一番面白いと感じていることに気づきました。
模試などの結果などで点数が伸びたり、落ち込んだり、勉強を進めていくと好きな科目が逆転したりするので今後も順位は変動すると思います。
少し前の私は不動産登記法を一番面白いと感じていました。
しかし本試験の結果から少し自信を無くしてしまい、4番目まで順位が下降しました。
苦手な科目を少しでも好きになって、克服していければと考えています。
今回の記事が、皆さんに少しでも共感していただけたら嬉しいです。
苦手分野の克服については過去にも検討しているので宜しければご覧下さい。
7.次回の予定
次回は、直前期の受験生というテーマで、私の直前期について振り返っていきます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
8.受験生の日常
家で勉強するときは、エアコンの設定温度を30度にしてプラス扇風機をつけて勉強しています。
扇風機は卓上に置けるものと、サーキュレーターをたまに使っています。
卓上扇風機はライト付きなので便利です。
動き回ると暑いと感じますが、勉強している分には30度でもいけることが判明し、なんやかんやこれが一番快適で集中できることに気づきました。(あくまで私の場合です)
これで今年の夏を乗り切ろうと思います。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
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よろしくお願いします(*^_^*)
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