悩みがあって勉強に集中できないときの対処法
悩みや不安は、生きていればどこかしらのタイミングで発生するものです。自分にとって大きな悩みを抱えている場合、物事に集中できなくなってしまうことも少なくありません。しかし、時間に追われている兼業受験生にとって悩んでいる時間は相当もったいないです。
今回は、悩みを少なくする方法について考えていきたいと思います。
目次
1.資格試験受験生に多い悩み
資格試験には様々なものがあります。短期間での合格を狙える資格や、中には司法書士、公認会計士、弁護士などのようにかなりの時間を勉強に使ってやっと獲得できるような資格もあります。
人によっては、その資格試験に命をかけて頑張っている受験生もいます。そういった人はより深い悩みを抱えてしまうことが多いと思います。
孤独を感じる
難関と言われる資格試験に挑戦している人の多くは、合格するために1年以上の時間をかけて勉強しています。学習する期間が長ければ長いだけ、自分の時間や家族や友人と過ごす時間が削れてしまいます。
自分一人で過ごす時間が長いと孤独を感じます。孤独は人によっては辛いものになります。誰にも相談できる人がいないとなると、自分の中で全てを解決しなければなりませんし、不安は増長するになってしまうパターンも少なくありません。
合格できなかったあとの不安
いざ難関試験にチャレンジしてみようと志し、教材を揃えて勉強を始め、最初はやる気も気合いもありますのでそれなりにスムーズに学習が進んでくると思います。
難関試験は範囲が広いことが多いことから覚えることが山のようにあり、覚えたと思ったら忘れてしまうことの繰り返しを経験します。そのことから、全てを本当に記憶できるのだろうかという不安を常に抱えることになることも多くなります。
それは模試等で顕著に表れます。今までは自分の中にしかなかった不安が、模試などで結果として可視化されることにより落ち込むこともあると思います。
そうすると、本当に合格できるのだろうか、合格することができてもいつになるだろうかというような不安が定期的にやってくるようになります。
経済的な不安
仕事を辞めて勉強に専念しようと決めた専業受験生や、働き方を変えようと雇用形態を変えた受験生は、経済的な不安も抱えることになると思います。
専業受験生の多くは貯金を切り崩して生活することになると思うので、そういった場合生活の中の不安も大きくなります。今までのように好きなものを買ったりできなくなるストレスもかかってきます。
予備校等に通うのにも初期投資としてそれなりの資金が必要なので、受験が長引く場合その工面もしなければなりません。
2.悩みを見つけたらまず
悩みと一言で言っても様々ありますので、解決方法はバラバラです。少し悩んですぐ解決する悩みであれば問題ありませんが、大抵の悩みは考えても即解消できるものばかりではなさそうです。
まず今自分を苦しめている悩みが、悩んで解決するものであるのかを一旦考えてみる必要があります。
まず、紙とペンを用意します。そこに今自分が抱えている不安や悩みを書き出していきます。それが終わったら、その下に思いつく限りの解決方法を書いていきます。
例えば、資格試験に挑戦しているとして、いつ合格できるのかという不安を抱えているとしたら、「このまま勉強しても合格できないかもしれない。」という悩みとして書きます。
その下にその悩みを解消するための言い訳を書いていきます。
例えば、
- 「いつまでも勉強していても不安は消えないから勉強をやめる。」
- 「とりあえず次の試験までは頑張って、もし合格できなかったら勉強をやめる。」
- 「誰かに相談してみて意見を求める。」
- 「勉強へのモチベーションを上げて、それでも不安が消えなかったらやめる。」
- 「手応えは感じているから諦めずに勉強を続ける。」
- 「やめてもまたいつでも戻ってくればいいからと、一旦勉強から撤退する。」
更にその下に、具体的な解決策を書いていきます。
例えば上記の例から以下のように書き出していきます。
「勉強をやめる」
一切の勉強道具を片付けて、勉強しない環境を作る。
「とりあえず試験までは頑張る」
決めたからには、やり抜く。同じ悩みがまた浮かんでも、一回決めたのだからもう意見は変えない。
「誰かに相談してみる」
自分の意見はしっかりまとめて誰かに相談する。そこでまとまった話は以後変えない。何人かに絞って聞いてみる。
「モチベーションを上げてみる」
自分の勉強へのモチベーションを合格体験記を読むなどして上げて、それでもモヤモヤが残っていたら勉強をやめる。
「諦めずに勉強を続ける」
諦めないと決めたので、同じ悩みが出てきても次は何も考えず勉強する。そのために、決心を紙に書き留めておく。
「また戻ってくればいいやと気楽に考えて勉強をやめる。」
年齢制限のない試験なので、また頑張りたいと思えたときに戻ってくることもできる。一旦やめて状況や自分の考えの変化を見る。
このように具体的な解決策を書き、そこで今後の自分の進路を決めたり退路を断ってしまうことで、もう悩まないと決めてしまうことが出来ることがあります。
また、紙に書き出すだけでも、悩みが小さくなったり心の不安を少なくする効果がありますので、試してみてください。自分が置かれている状況を認識するだけでも、悩み解消の糸口になります。
また、メンタルケアについては過去に記事を出しているので、よかったらご覧下さい。
3.まとめ
悩みや不安は、できては消え、またできては消えていくまさに波のようなものです。
勉強の中身の悩みについては勉強で解決できますが、それ以外悩みはなかなかに厄介です。
特に人間関係の悩みは自分一人では全部は解決できないので難儀です。
人間関係の悩みであっても一旦紙に書き出してみることで、今後の自分の行動が見えてくることがあります。
自分の目先の行動が少しでも分かれば、少しは心の不安を取り除くことができると思うので、悩みを抱えてしまったら、ぜひ紙とペンを用意して書き出してみてください。
4.次回の予定
次回は、勉強での集中力が上がった習慣について書いていこうと思います。なお、年内最後のブログ投稿は12/28㈪を予定しております。それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。
5.受験生の日常
今では職場から帰宅してからは即刻ルームウェアに着替えるのですが、高校生時代はお風呂に入るまで制服でいたりしていましたね。
今では割と信じられませんが、大学までは普通に外で着ていた服のままベッドに横になったりしていました。
大人になって、衛生面を少し気にするようになりましたね。
最後に我が家の今日のデグーさんです。インスタもやっているのでよかったら覗いてみてください。
ツイキャスではたまに勉強配信をしています。お時間が合った際には一緒に勉強頑張りましょう!
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