試験当日 実力を発揮するための方法を考える
資格試験や高校、大学受験、目標達成のために血のにじむような努力をしてきて、いざ本番、自分の中の極度のプレッシャーや緊張で思うような実力を発揮できず結果が残念なことになってしまうことは珍しくないと思います。
今回は資格試験や受験、それ以外にも大事なコンペや試合、発表の場など、ここ一番というときに緊張をプラスに変える方法を考えていきます。
目次
1.前提として緊張することに関しては諦める
人は努力すればするほど、試験当日や試合本番などで緊張します。つまり、緊張することは努力してきた人にとっては当たり前のことになります。中途半端な努力しかしてこなかった人は周りの雰囲気に呑まれでもしない限り緊張しません。
よって、緊張することは努力してきた人への特権だと言えます。そう考えると、緊張することは仕方のないこととも言えます。
まず緊張しないで試験等に挑むことは、不可能と考えていいと思います。むしろ、緊張しているということは、今まで相当努力してきたいうことなので、自分を誇るべきことです。しかし、この緊張がマイナスに働いてしまっては今までの努力が無に帰することになりかねません。
2.緊張をプラスに変えるためには
緊張することは仕方のないことと分かりましたが、その緊張とどう付き合えばいいのでしょうか。
人は緊張すればするほど、悪い方へ悪い方へ考えてしまう傾向にあります。そうすると自身がどんどん無くなっていって最悪本番中パニックに陥ります。
この悪い方へ考えてしまう行動の解決方法としては2つしかありません。
まず1つ目としては、成功をイメージすることです。どうせ考え事をするのであれば、いい方に考えたほうがよっぽどいいことは誰でも分かることですが、具体的にイメージすることはなかなか難しいことです。
成功はできるだけ具体的にイメージすることが効果的です。例えば司法書士試験であれば、筆記試験を余裕で突破し、口述試験に挑み、無事試験を合格で飾り、合格後研修を受けている自分、その後経験を積み、開業し先生と呼ばれる自分を想像すると心がわくわくしてきます。
悪いイメージを抱かないための方法として2つ目は、今までの勉強や練習振り返ることです。
このやり方は今までしっかり努力することができた人だけが試せる方法にはなります。本番まで自分がしてきた勉強や練習を、特に直前期の頑張りを振り返ると、こんなに努力してきたのだから大丈夫というイメージが湧きます。
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3.実力を発揮するために当日までにやっておくこと
試験当日は、試験のことでいっぱいいっぱいで、精神的にも余裕がありません。当日少しでも余裕を持たせるためにやっておくといいことがいくつかあります。
一つ目は目標と目的を明確にしておくことです。
例えば、司法書士試験であれば、なぜ自分は試験を受けるのか、合格後はこうしたいなどの漠然とでも試験を受験するための目的を考えておきます。そうすると、目的を定めないで挑むより強い決心で試験に臨むことができます。
二つ目は当たり前のことになりますが、試験や試合までの下準備抜け目なくしておくことです。
下準備とは、試験会場等に持っていくものの準備や会場までの経路、電車が遅延したときのための対処法や予期せぬトラブルが起こったときの対応方法等を頭に入れておくことです。これは当日不可抗力による焦りを防止するために最低限やっておくべきことになります。
三つ目は、ルーティンワークを身につけておくことです。
ルーティンワークとは普段からやっているものでそれが自分に馴染んでいる必要があります。ルーティンワークを身につけておき、それを当日やるだけで気持ちが平常時のように戻り落ち着いてきます。
4.当日、直前にできること
試験本番、会場に到着してからでも気持ちを落ち着かせる方法はあります。
その方法は主に2つで、一つ目は深呼吸です。深く息を吸ってゆっくり吐く動作を何回か繰り返すだけで、思ったより気持ちが落ち着いてきます。
二つ目は上記で話したことに少し似ていますが、瞑想をすることです。瞑想は普段からのルーティンにするとより効果的に作用すると思います。
三つ目は、何か試験等に関係ないことを考えることです。これは少し注意が必要なのですが、あまりに他の世界にタイムスリップしてしまうと本番直前、急に現実に戻ることになるので切り替えができなくなる可能性があるので、緊張が続いて吐きそうなレベルになったら試す方法としていいかもしれません。
具体的に関係ないこととは、例えばこの試験が終わったらどこかで買い物をして帰ろうのような感じで些細なことでも問題ありません。
5.まとめ
試験など、本番まで自分が頑張れば頑張るほどプレッシャーは大きくなってしまいます。そのプレッシャーを楽しめるくらいの余裕が作ることができればいいですが、なかなかそうもいきません。
しかし、緊張することは仕方がないと割り切ることができれば、プレッシャーに打ち勝つ強い自分を形成することができます。
緊張状態を少しでもいいものにするためには下準備も必要です。普段の行動や考えにひと工夫するだけで、少しでも緩和させることができます。
本番までの努力は前提としてもちろん大切ですが、本番で実力を発揮できなければ意味がなくなってしまうこともあるので、不安を跳ね飛ばすための意識は普段から持っておくことも必要です。
6.次回の予定
次回は、長時間勉強するための方法について考えて行きたいと思います。
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
最後に、今回は動物園のヤギさんです。我が家のデグーを載せているインスタや勉強用アカウントのTwitterもやっています。よかったら覗いてみてください。
https://www.instagram.com/aotya39/
7.受験生の日常
ブログを書いていると思うのですが、相手に自分の考えていることを正確に伝えることはなかなか難しいですね。
相手と対面で話をすれば身振り手振りや表情、態度や口調等でまだ伝わりやすいのですが、文字オンリーだと感情までは伝わらないので難儀ですね。
こればっかりは経験と勉強になると思いますが、ブログを始めて自分の考えを文字に起こす楽しさには楽に気づくことができましたね。
これからも当ブログに足を運んでいただけると嬉しいです。
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