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司法書士試験 マイナー科目を本試験の経験から考える Part.2


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司法書士試験 マイナー科目の勉強方法を考える②

 

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 マイナー科目とは言っても、民事訴訟法は5問、憲法、刑法、供託法は各3問出題され、司法書士法等は1問と問題数に幅があります。

 

 勉強の優先順位を付けた方が効率よく点が稼げることになります。

 

 今回は、前回から引き続きマイナー科目の勉強方法について話していこうと思います。

 

 今年度の本試験を受けてみて感じたことをメインに書いていきます。

 

 

 

目次

 

 

 

 

1.前回のおさらい

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 択一式試験は、午前35問、午後35問の合計70問出題されます。

 

 そのうちマイナー科目は17問を占めています。

 

 司法書士試験の基準点が約7割弱、合格点が約8割と考えると、マイナー科目は決して無視はできないことになります。

 

 マイナー科目といっても民事訴訟法は5問、憲法、刑法、供託法は各3問出題されるのに対し、民事執行法民事保全法司法書士法は各1問と問題数に差があります。 

 

 では1問しか出ない科目は捨ててもいいのかというとそれは違います。

 

 たった1問だからといって勉強しなければもったいないと言える科目があります。

 

 それは民事保全法、そして司法書士法です。

 

 この2つの科目は必要な勉強時間が他の科目と比べて少なくて済みます。

 

 難易度もそれほど高くない印象です。。

 

 この2科目は試験直前期に一気にやるだけでも身につく科目ですので、諦めたくない科目になります。

 

 

 

 

2.受験してみて感じたマイナー科目それぞれの印象と対策

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 主要科目に時間をかけることは当たり前ですが、マイナー科目にはどれくらいの時間をかける必要があるのでしょうか。

 

民事訴訟

 

 マイナー科目でも特に時間をかけるべきなのは、民事訴訟になると思います。

 

 理由としては、難易度を考えれば学習することで得点することができる問題が多いこと、マイナー科目でも最多の問題数であること等が挙げられます。

 

 民事訴訟法は条文数はそれなりにありますが、民事執行法に比べると理解しやすいものが多い印象を受けます。

 

 更に、問題も条文やある程度の判例等が分かっていれば解ける問題が多いように感じられますし、過去問の知識が繰り返し出題される部分が多いです。

 

刑法

 

 他の科目を見ていくと、刑法も取っ掛かりやすい科目と言えると思います。

 

 好みの問題もあるので一概には言えませんが、刑法は一度覚えてしまえば憲法よりは知識として定着しやすい科目です。

 

 範囲もそれほど広くないので、刑法もしっかり勉強したほうがいいと感じます。

 

 ただ、各論にどれだけ時間を取るかはなかなか難しい問題になります。

 

 深入りはしないようにしたいところです。

 

 総論は考え方さえ分かっていれば、割と簡単です。

 

 本試験では例題を交えて出題されることが多いので、場合に置き換えてわかるように判例や過去問等である程度の練習することが必要になります。

 

憲法

 

 憲法は私にとっては厄介で、答練を解いているとここまで勉強してきてテキスト等に載っている判例のみでは対応できない印象を受けました。

 

 憲法対策としては、判例付きの六法を購入しそこに記載されている範囲の判例は頭に入れておくようにしていました。

 

 令和2年度の本試験受験前、憲法にかなりの時間を使ったにも関わらず3問中1問しか正解できなかったことには、それなりにショックを受けました。

 

 改めて問題を見返してみると、少し考えればわかる問題が多かったです。

 

 勉強方法として大幅に外れていることはないと思いますが、少し時間をかけすぎて余計な知識まで取り込んでしまった可能性があると感じました。

 

 加えてここ最近の本試験午前の部は、比較的簡単な問題が続く傾向があります。

 

 憲法にしても何にしてもマイナー科目の深入りは危険です。

 

 

供託法

 

 供託法も、憲法同様それなりの時間をかけて勉強しました。

 

 憲法とは変わって満点を取得することができました。

 

 今年度の問題は優しかったこともありますが、供託法の知識はかなり定着したように感じています。

 

 供託法は3問の出題がありますが、予備校等から用意された過去問やテキスト、先例等でほぼカバーできるので自分の手元にある教材をやり込んで習得できれば得点できる可能性の高い科目と言えます。

 

 

民事執行法

 

 民事執行法は、自分自身今年度の試験で捨て問にしてしまった問題でした。

 

 運良く今年度は正解できましたが、もう少し時間を取れば安心という科目になります。

 

 しかし出題されても1問なので、そこまで時間をかけると他の科目の対策に影響が出てしまいます。

 

 対策してはテキスト、条文、過去問、そして答練のみにとどめておくのが無難だと感じます。

 

 

民事保全法

 

 民事保全法は条文も少なく覚えることが少ないので、時間がなくても学習しておきたい科目です。

 

 私の場合試験前日のみの学習でしたが、正解することができました。

 

 

 直前期から勉強を始めても問題ないと感じています。

 

 

司法書士法

 

 司法書士法捨てたくない科目です。

 

 私の場合、試験前々日、そして前日の数時間の勉強で得点することができました。

 

 今年度の問題は簡単ではありましたが、仮に難しい問題が出題された場合、おそらく勉強していても不正解だった可能性が高いです。

 

 今年度本試験の結果については、過去の記事をご覧いただければと思います。

 

aotya25.hatenablog.com

 

 

 

 

3.まとめ

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 マイナー科目を勉強することは必須ではありますが、主要科目と同じような時間は必要ないと思います。

 

 主要科目8.5に対しマイナー科目は、1.5くらいの頑張りのイメージで私は勉強しています。

 

 私の場合にはなってしまいますが、あくまで主要科目メインに、マイナー科目は疲れた時の気分転換に勉強すると捗ることが多いです。

 

 できるだけ捨ててしまう問題を作らないように計画を立てていくことが大切になります。

 

 マイナー科目をしっかり勉強する時間は直前期だけでも確保したいところです。

 

 

 

4.次回の予定

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 次回は、試験でできるだけ緊張せずに、実力を発揮する方法について考えて行きたいと思います。

 

 それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました(o・・o)/

 

 

 

 

5.受験生の日常

 

 空気の乾燥が気になり始めましたね。私の場合乾燥肌なので、乾燥に気づく前には保湿を気にかけています。

 

 そろそろ加湿器を出さなきゃなあと思っていますが、なかなか面倒で未だにクローゼットの置くから出せずにいます。

 

 卓上の加湿器も購入しようか検討中です。

 

 

 最後に我が家のデグーさんです。

 

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