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どうしても覚えられない、すぐ忘れてしまう論点の覚え方3選


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資格試験 記憶力を上げる方法3選

 

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 司法書士試験は、覚えることが膨大にあります。

 

 試験までにそれをどうにか記憶するしかありませんが、1回見ただけで全て覚えられる人はなかなかいません。

 

 そこで今回は、私が今まで試してみて記憶が定着しやすい、又は覚えやすくする方法について3つほど紹介させていただこうと思います。

 

 そのうち今回は1つに絞って書いていきます。

 

 今回も前編、後編と分けて話していきますのでよろしくお願いいたします。

 

 

目次

 

 

フルカラーテキストの司法書士講座

 

1.忘れやすいのはなぜ?

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 昨日覚えたこと、さらにはついさっき覚えたことなのに、今日、ひどい時は1時間もすると忘れてしまうなんてことはザラにあります。

 

 それは、どんなに集中して学習していても起こりうることです。

 

 では、なぜ人は大事なこととわかっているのに忘れてしますのでしょうか。

 

 それは、人は新しいものを記憶するために、わざと記憶を眠らせてしまうという潜在的な脳の機能から説明できます。

 

 人は日常生活において、次から次へと訪れる情報を記憶していかなければなりません。

 

 しかし、人は一度に記憶できる内容に限りがあるので、全てを一気に頭に入れておくことは不可能です。

 

 そうすると、記憶の一部を捨てていく必要があります。

 

 もう少し正確に言うと、脳は記憶は奥底にしまっておくという形をとります。

 

 人は記憶を全てしっかり消してしまうのではなく忘れる、という状態にしておくということになります。

 

 つまり、人にとって忘れるということは、仕方のないことと言い切れます。

 

 しかし、試験においては忘れてしまうということは致命的なことで容易に看過できるものではありません。

 

 できれば一度覚えたことは忘れないでおきたいと誰しも考えることだと思います。

 

 

2.五感を使って覚える①

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 目でテキストを追うだけで覚えたもの、テキストを目で見ながら講義を耳で聞いて覚えたものとでは、記憶力の差に大きく違いが出てきます

 

 さらには、目で見て、耳で聞いて、口に出してみるという身体を使って覚える方法も記憶しやすい方法の1つになります。

 

 人は、単純な経験より、より情報の多い経験の方が記憶に残りやすくなります。

 

 そのためには、よりドラマティックな体験が必要です。

 

 しかし、勉強するうえでドラマティックな経験なんて本試験以外にはなかなか訪れません。

 

 その場合、自分で作るしかありません。

 

 その方法の1つが五感を使うということです。

 

 五感といっても主となるのは視覚と聴覚です。

 

 まず、視覚についてはイメージがつきやすいと思います。

 

 見て覚えることです。

 

 しかし、ただテキストの字面を見るだけでは覚えられません。

 

 こういう時に図や表が役に立ちます。

 

 文字だけで書かれているものを見るより図解や表で覚えた方が遥かに覚えやすいですし、似たような論点も比較しやすいです。

 

 それにこれが意外と重要なのですが、問題を解くときなんかに表等で覚えているとそういえばそんなことどっかの表で見たよなあと記憶を引き出しやすくなります

 

 表に書かれていた順番だけ引き出せれば回答できてしまうなんていう経験もありましたのでオススメです。

 

 次に聴覚を使うことですが、これは講義を聞くということになります。

 

 これは、視覚と組み合わせて使っていきます。

 

 聴覚だけでも耳に残ることがありますが、視覚と組み合わせるとより威力を発揮します。

 

 聴覚はそれ以外にも、耳栓をするという方法があります。

 

 先ほど情報が多ければ記憶はしやすくなると言いましたが、そこに余計な情報が入ってしまっては逆に記憶することへの障害になってしまいます。

 

 そこで耳栓です。

 

 余計な情報は周りの音から相当耳に入ってきます。

 

 視覚のみを使って勉強しているときは、耳栓をして勉強のみに集中できる環境を作っていくと記憶力を上げるのに効果的です。

 

 

 

3.五感を使って覚える②

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 視覚、聴覚についてはある程度想像がついたと思います。

 

 では、他の感覚はどうでしょう。

 

 他の感覚ですが、まず嗅覚です。

 

 これは勉強するときに周りに香りのするものを置いておくことで使うことができます。

 

 印象の強い香り、自分の好きな香りで記憶力が上がることがあります。

 

 香りが記憶を呼び起こすこともありますし、単純に気分の切り替えにも使えます。

 

 次に味覚です。

 

 これも若干精神論的な感じにはなってしまいますが、ここまで覚えることができたら好きなお菓子を1つだけ食べていいという形でちょっとしたご褒美を自分に与えます。

 

 アメとムチ作戦です。

 

 次に触覚です。これは2つに分けて説明します。

 

 まず1つ目は書く事で覚えます。

 

 ここではひな形の勉強ではなく、択一に絞って話していきます。

 

 小学校の頃は、よく漢字練習帳なんかに同じ漢字を何回も何回も書いて覚えた経験は多くの人にあると思います。

 

 しかしこの方法をそのまま取ってしまうと時間がいくらあっても足りません。

 

 よって少し工夫をする必要があります。

 

 具体的には、覚えにくい場所をキーワードだけ抜き取って書いていくことです。

 

 例として民法第191条の内容を記憶したい場合について見ていきます。

 

 まず民法第191条は下記のように記されています。

 

 占有者が占有者の責めに帰すべき事由によって滅失し、又は損傷したときは、その回復者に対し、悪意の占有者はその損害の全部の賠償をする義務を負い、善意の占有者はその滅失又は損傷によって現に利益を受けている限度において賠償する義務を追う。ただし、所有の意思のない占有者は、善意であるときであっても、全部の賠償をしなければならない。

 

 ここからキーワードだけを抜き出します。

 

 キーワード

 占有者 責め 滅 損⇒ 悪&所意×→全部 善→現存利益

 

 上記のように抜き出してノートにでも、裏紙でも書いて覚えます。

 

 全部を書くと時間がかかりますが、キーワードだけならすぐ書き出すことができます。

 

 ただ、ここで1点だけ注意点があります。それは、変な場所をキーワードとして抜き出して間違った覚え方をしてしまわないように注意する必要があることです。

 

 触覚を使う方法の2点目は、普段と違った場所で勉強することです。

 

 勉強するメインスペースの大半は自宅の一定の場所だと思います。

 

 しかし同じ場所でずっと勉強していると息が詰まるという経験は長時間勉強したことのある人であれば体感したことがあると思います。

 

 そこで普段と違った場所で勉強してみるというのも集中して勉強するための一つの方法になります。

 

 これは外出しなくても可能です。

 

 いつもは自室で勉強しているけれど、今日はリビングでやってみようとか、部屋がワンルームの人は机の位置を変えて勉強してみるのもいいかもしれません。

 

 ちょっとした変化で集中できたり、記憶力が上がったりするので試してみる価値はあると思います。

 

 

4.まとめ

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 勉強はちょっとした工夫作業効率も記憶力も上がります。

 

 上記で話してきたことは普段の勉強で容易に取り入れることができるものなので、一つでも試して頂ければ幸いです。

 

 他にも記憶力に関する記事を書いているのでそちらもご覧いただけると嬉しいです。

 

aotya25.hatenablog.com

 

5.次回の予定

 

 次回は今回の続きから書いていこうと思います。

 

 それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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