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司法書士試験 過去問題の使い方 番外編


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司法書士試験 過去問の回し方 番外編

 

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 司法書士試験対策としては、テキスト、問題集、条文、模試や答練などの試験、そして過去問と様々な教材を駆使して勉強を進めていきます。

 

 ただでさえこれだけ多い教材なので、より時間をかけずにこなしていきたいですね。これらをより効率的に使うためには適切な方法で使用していくことが求められます。

 

 今回も前回同様引き続き、過去問の使い方について考えて行きたいと思います。前回の予告と違う内容になってしまって申し訳ないのですが、今回は番外編として、過去問を使用する理由について話していきたいと思います。

 

 

目次

 

1.前回のおさらい

 

 前回は、独学で勉強を頑張ろうとしている人向きにどういった過去問をどれくらい解いていけばいいのかについてお話してきました。

 

  • 過去問を選ぶ際には、最新版のものを選ぶ
  • 過去問は、科目事に遡る年数を変える
  • 過去問題集は、場合によって分けて使う

 

 以上の点について主に書きました。

 

 法律というのは常に改正を繰り返しています。時には大改正と言われる、編全体の大きな改正もあるので、古いタイプの問題集を使っていると改正前の今現在と全く違う条文を覚えるハメになってしまいます。

 

 過去問は科目事に、例えば民法であれば18年分、民事訴訟法なら30年分のように分けて遡っていきます。民法は改正があって試験対策として使えない問題が多い、一方民事訴訟法は、問題数も少なく30年分であれば遡って勉強してもこなしていけるであろうなどの理由から科目事に分けてやる量を決めています。

 

 過去問題集には、分野別に学習できる過去問、年度別に編纂されているもの、肢事に分かれて記述されているもの等種類があります。これらは勉強する環境や、学習の方法などで臨機応変に使い分けていきます。詳しくは前回の記事をご覧いただければと思います。

 

 

2.過去問はなぜ必要?

 

 過去問での学習を始める前に、まずは過去問を試験対策として使用する理由について考えていかなければなりません。

 

 意外と勘違いしている人が多いみたいですが、過去問の内容を丸暗記することを目的として過去問を活用している人がいるようです。

 

 これは、過去問の学習方法を正しく理解していない人の考え方になります。

 

 確かに過去問の内容を丸々暗記すれば、その問題がそっくりそのまま出題される場合解答は容易にできるでしょう。

 

 しかし、実際の試験ではそのようなことは一回の試験で3問あるかないかだと思います。類題としての出題はあるにしても、過去問を丸暗記するのは試験対策としては不要な対策になります。

 

 

3.過去問を使用する理由①

 

 では、なぜ過去問を使って勉強するのかというと、それは主に3つ理由を挙げることができると思います。その中でも3つ目に挙げるものが一番重要だと考えています。

 

 まず、1つ目は、実際の出題形式に慣れることです。

 

 詳しくは時間の実践編でお話しますが、司法書士試験は引っかけ問題や独特の言い回し等で分かっていたのに間違えてしまったなんていうことがよくあります。実際の試験への練習として問題に慣れておくことは思っている以上に重要です。

 

 

4.過去問を使用する理由②

 

 2つ目としては、他の分野との繋がりを関連付けて学習することができることです。

 

 テキストや講義では、編ごとに各分野に沿って学習を進めていきます。例えば、抵当権は抵当権のみ、質権は質権のみで学習を進めていきます。

 

 しかし、この2つは割と似た部分があり、実際にお互い条文が準用されたりしています。つまり、2つは比べて覚えた方が効率よく勉強できることになります。

 

 

5.過去問を使用する理由③

 

 最後としては、復習としては使うことです。

 

 これは一番イメージがつきやすいと思いますが、過去問は講義で学習した内容を復習する、さらには理解できるかをチェックするためには最適な教材です。

 

 ポイントは、講義を聞いた後すぐに、関連している過去問題を解いてみるということです。

 

 講義は受身の学習方法です。よって、理解できているつもりでも実際は曖昧な知識に留まっていることも多くなります。その状態を回避するために過去問を使います。これは、インプットだけでなく、アウトプットが必要な理由の一つです。

 

 過去問を一度解き終わったら、2週間ほど経ったらもう一度同じ問題を解いてみて知識が定着しているか確認します。過去問は一度回したら終了ではありません。

 

 復習で重要なポイントはもう一つあり、それは関連条文やテキストを確認するということです。

 

 過去問はただ解けばいいというわけではなく、関連している条文を引いたり、テキストで確認したりといった作業を加えてこそ意味があるものになります。繰り返し確認することで確固たる知識として脳に記憶されます。

 

 学習を進めていくと、よく出てくる条文や頻出の分野が分かってきます。それを知ることで、力を入れる部分が自ずと見えてきます。

 

 

6.まとめ

 

 今回は、番外編として、過去問の重要性について話してきました。

 

 過去問は解く必要がないという人もいますが、私は過去問はぜひ活用していきたいと思っています。

 

 もちろん過去問ばかりの学習では足りないので、それに加えてテキストや講義、判例や条文を駆使して臨機応変に学習は進めていきます。

 

 過去問を上手く使うには、その目的を考えることが必要です。目的を勘違いしては、時間の無駄になってしまうこともあるので注意したいところです。

 

 今回話してきた中で一番重要なことは、過去問は丸暗記するのでは意味がないということです。

 

 過去問は、テキストや六法等他の教材と一緒に学習することで本当の力を発揮するのだと思います。

 

 

7.次回の予定

 

 今回、書き始めは予定通り実践編を書こうとしたら、前置き部分が長くなってしまったので急遽番外編として、過去問で学習する理由についていくつかお話しました。次回こそは、実践編を書きたいと思います。

 

 それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

8.受験生の日常

 

 職業柄、座ったまま同じ姿勢でいることが多いので、肩やら腰やらに負担がかかっていることが常なので、30分に一回は軽いストレッチをして凝り固まった筋肉を解すようにしています。

 

 そして普段、パソコンを使っている時間も長いので、目や手にも相当の負担がかかっていると思います。

 

 最近、パソコン用のクッションや、リストレストを使っているのですが、これが思いのほかいいです。

 

 職場用にはシンプルなものを、自宅ではキャラクターものを使っています笑

 

 

 

 

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最後に今日の我が家のデグーさんです。インスタもやっているので、よかったら覗いてみてください。

 

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