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司法書士試験 過去問の使い方


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司法書士試験 過去問の回し方

 

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ケータイ司法書士I 2021 民法

ケータイ司法書士I 2021 民法

  • 作者:森山 和正
  • 発売日: 2020/11/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 普段勉強する際に使用する主な教材は、テキスト、レジュメ、六法、問題集、そして過去問になると思います。

 

 他にも自身で作った暗記帳やノート、講義動画等を使用している人もいるでしょう。

 

 その中で、今回は過去問の使い方について、私の使用方法にはなりますが見ていきたいと思います。

 

 今回も前編と後編に分けて話していきます。前編である今回は、やや独学で勉強している人、独学で頑張ろうかなと考えている人向けの話になっていると思います。後編は実際の過去問を見ながらより実践的なことを書いていければと思っています。

 

目次

 

1.過去問という教材を用意する際の注意点

 

 まず、用意する過去問について話していきます。ここでは、予備校等で対策を立てている人向きの話ではなく、独学で学習を進めている人向けの話になります。

 

 法律、特に民法は改正を繰り返しており、過去問に記載されている内容では学習に使えない問題があります。

 

 債権編に至っては大改正がなされ、削除された条文や、改正された部分、言い回し等が変わった部分が多くあります。

 

 古い過去問やテキストを使っていると、そういった改正部分を見落とし間違った知識のまま覚えてしまって大変危険です。

 

 よってまず言えるのは、過去問は新しく発刊されたものを使う方が無難であるということです。できれば、最新版を使うといいでしょう。

 

 

2.何年分まで遡ればいいの?

 

 過去問は新しいものを使うということが分かったので、最新版のものを用意するとします。

 

 そして、過去問には、分野別で編纂されているもの、年度別に各年度の過去問が載っているもの等様々な形態のものが出版されています。詳しくは後述します。

 

 ここでは、年度別に書かれている過去問を使用する場合を見ていきます。

 

 司法書士試験は昭和の時代から行われてきたそれなりに歴史のある試験です。ここで、過去問はやればやるだけいいのかという疑問が出てきます。

 

 まず、過去問は科目事に遡る年数を分けていく作業をするといいと思います。

 

 これはあくまで独自のやり方なのですが、改正点の多い民法は平成15年からのもの、同じく不動産登記法も平成15年からのもの、他は平成元年からの過去問が書かれているものを使用しています。

 

 択一式試験は、民法不動産登記法以外の科目は毎年、商法は9問、商業登記法は8問、憲法3問、刑法3問、民事訴訟法は5問、民事執行法1問、民事保全法1問、供託法3問、司法書士法1問という構成になっています。

 

 一方民法の問題数は民法は20問、不動産登記法は16問となっています。

 

 問題数だけ見ると民法不動産登記法以外の科目は遡る年数を多くしてもこなしていけそうなのが分かります。

 

 しかし、民法不動産登記法の過去問の年数を平成15年からと少なくしているのは、問題数が多くて大変だからという理由だけではありません。

 

 民法は細かい改正が多いのと、つい最近大改正があったのとで学習として使えない部分があることが少なくしている1つの理由です。

 

 その分、テキストや条文、問題集にしっかり取り組むことで補っています。

 

 

 

3.どういうタイプの過去問題集がいいの?

 

 過去問には、上記のような年度別に書かれているものや、分野別に分かれて書かれているものが主に出版されています。

 

 その他にも、肢別に細かく分かれて書かれているもの等が存在します。

 

 分野別に分かれているものとは、民法を例に取ると、総論の代理の部分、時効の部分等に分かれて掲載されており、テキストと同時進行で勉強をするのに便利です。

 

 分野別に分かれているものは、学習の初期段階には特に効果的だと思います。

 

 学習を始めて講義を一通り聞き終わるまでは、単元ごとに学習を進めていく人が大半でしょうが、その際、聴き終わった後該当の分野の過去問を解いていくと、知識の定着及び出題のされ方等を身につけることができるのでオススメです。

 

 もちろん、初期段階以外にも便利に使うことができます。理解があまりできていないと判断した分野を探すことなく、すぐ見つけることができるので生産性や効率の観点からもオススメできます。

 

 肢別の一問一答形式の過去問題集は、スキマ時間や直前期に威力を発揮します。

 

 少しの時間であれば、年度別の過去問や分野別の過去問を開くより、肢別の問題集を開いて勉強した方が効率的です。

 

 直前期の時間のない中の詰め込み学習でも、できなかった問題等に印を付けておけば、ピンポイントに理解できていない問題を素早く且つ大量にチェックすることができます。

 

4.まとめ

 

 今回は、

  • 過去問を今から買う場合は、最新版のものを用意する
  • 過去問は科目ごとに分けて遡る年数を決める
  • 過去問題集は場合に分けて使い分ける

 以上のような内容についてお話してきました。

 

 過去問題集は様々なタイプのものがあるので、時と場合で上手に使い分けて活用していくことがいいと思います。

 

 しかし、過去問全てを丸々消化していくということはお勧めできません。これも知識の分散や内容を中途半端に吸収した状態で本試験を迎えることになりかねないからです。

 

 最後に重要なことは、過去問は内容を全て暗記するためのものではないということです。過去問を通して、重要な条文や判例を学習し対策するためのものだと私は思っています。そうすると、過去問は遡るだけ遡って闇雲にやるものではないものだと分かります。

 

5.次回の予定

 

 次回は、今回の続きになりますが、実際の過去問を使ってどのように学習を進めていくのかについてより、実践的な部分を見ていこうと思います。

 

 それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

6.受験生の日常

 

 今回から、勉強以外の私の日常について1つ話していきたいと思います。

 

 最近、どうしても勉強に集中できないときはに読書をしています。気晴らしとして、小説を読むことが多いです。

 

 読書をするうえで、以前までは紙の本を買っていましたが、最近はKindle Paperwhiteを使っています。

 

 私は以前まで本は紙媒体でなければ読んでいる気がしなかったのですが、Kindle Paperwhiteは紙の本で読んでいるのと同じような感覚で読むことができ、薄いのでかさばらないところが気に入っています。

 

 また、防水加工が施されているので水にも強くお風呂での使用もできますし、Kindleなので漫画だったり様々な種類の本が読めます。

 

 目にも優しいし、疲れないのでスマホを使うよりオススメです。

 

 

 最後に、今日の我が家のデグーさんです。名前は、もこといいます。これからもよろしくお願いいたします。インスタもやっているので、よかったら覗いてみてください。

 

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