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司法書士試験2020 5ヶ月間の勉強期間の成果


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司法書士試験、5ヶ月間の勉強期間でどのくらい得点できたのか

 

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 9月27日に実施させた令和2年度の司法書士試験本試験、コロナ禍での試験となりました。勉強以外でも色々な場面で神経を使う試験となりました。

 

 今回は、司法書士試験勉強を始めて約5ヶ月間の記述試験の成果について、私の記述試験対策を交えながらお話していきたいと思います。

 

 本題に入る前に、ブログを始めて約1ヶ月、投稿日数17日目、投稿記事17記事目の昨日読者が100人を超えました。今日まで私のブログに足を運んで頂きありがとうございます!拙い文章ではありますが、少しでも役に立つブログを書いていければと思います。これからもよろしくお願い致します!

 

 

目次

 

 

 

1.5ヶ月間の勉強概要

 

 試験勉強を本格的に始めたのは4月中旬、そこから約5ヶ月間で本試験を迎えました。その間、私は主に択一試験の勉強を中心に学習してきました。

 

 元々本試験はお試し受験のつもりで挑もうと考えておりましたが、試験実施日が7月から9月にずれ込んだため、お試し受験とはいっても択一だけでも基準点を狙って学習を進めていました。結果、択一だけ見れば、おそらく基準点は超えたであろう成果を上げることができました。

 

 択一試験対策としては、テキストと過去問中心に、出てくる度条文を引くという形を繰り返して勉強しました。詳しくは過去記事に書かれておりますので、お時間ございましたら覗いてみてください。

 

 

aotya25.hatenablog.com

 

aotya25.hatenablog.com

 

 

 記述対策としてはひな形や問題集を1周したくらいで、ほとんど対策はできないという状況でした。しかし、ひな形においてはかなりやり込みました。具体的には後述します。

 

 

2.記述試験の結果

 

 まずは、記述試験の結果を先にお伝えしようと思います。

 

 不動産登記から見ていきます。まず大まかに、枠連れはなし、小問は、最後の第6欄のものについては不正解でした。点数は、おそらく20点前後だと思われます。

 

 個人的には、根抵当権の名変を忘れなかったことが褒められる点かなと思います笑。しかし、共同根抵当権の追加設定の登記で、共同の文字を記載し忘れたり、所有権保存登記の根拠条文を書かなかったり等基本中の基本が抜けていることは反省する点になりました。分かっているのに書けなかった悔しさは大きいですね。

 

 次は商業登記を見ていきます。大まかに見ると、役員に大きな登記ミス、小問として、第3欄について、余計な記述をしている等、こちらは反省する点が多くありました。点数は、ざっと計算する限り、20点もいかない結果になったと思われます。

 

 役員以外の部分は、特に難しい論点等がなかったので、変なミスをしていなければだいたいは書けていると思います。しかし、役員登記に致命的なミスをしています。なぜか代表取締役Cに関する登記をできないと判断し、代表取締役Dの退任登記もできないとして記述しませんでした。役員登記は次の問題にも影響してくるので間違えてしまうと怖いですね。

 

 ざっと見て、試験の結果はこのような形となりました。仮に基準点が32、3点前後であれば基準点には乗ったと思われます。

 

 記述試験は少しのミスが命取りになります。素早く正確に解く練習を日ごろからしなければなりません。それを痛感した試験になりました。

 

 今回の本試験、自分としては好成績が取れたと感じました。お試し受験であり、コロナ禍での試験でもあったため、受験するかギリギリまで悩みましたが受験して良かったと思っています。本試験の結果を見てモチベーションが上がった勢いで、これからも頑張っていきたいです。

 

 

 

3.5ヶ月間で行った記述試験対策

 

 今回の本試験では記述試験においては、問題の意味が理解できる程度までの知識をつけようと考えるに留まっていました。しかし勉強していくと欲が出てきて、ある程度は書けるようになりたいと思うようになりました。その結果、本試験ではある程度書けるところまではギリギリ持っていくことができました。

 

 勉強の切り口は、やはりひな形を覚えることでした。ひな形を覚えることは、不動産登記が特に苦労しました。似たようなものが多く、何度覚えたと思ってもうろ覚えの状態でなかなか定着しませんでした。ひな形に至っては、やはり何度も繰り返し書いて覚えるしかありません

 

 ひな形を覚えること以外は、問題集を1周したくらいで他に対策はできませんでした。私の場合、予備校のカリキュラム上模試等を受けることをしませんでしたので、本番これだけの点数を出せたのは奇跡に近かったのとかなり運が良かったと思います。

 

 

4.ひな形を覚えることの重要性

 

 今回記述試験対策をしていく中で、ひな形を覚えていると、あることに気づきました。それは、ひな形を覚えることで記述対策になるだけでなく、択一試験対策にも繋がっていると感じました。

 

 司法書士試験においては、記述で出題させた論点が別の年に択一で出題させたり、択一で出題されたものが記述で出されたりしています。今回記述対策として勉強していたものが実は択一対策にもなっていたので、択一でも点が伸ばせたのだと思います。

 

 さらには、記述の勉強が択一対策の勉強のいい箸休め的な仕事をしてることに気づきました。テキストを読んで過去問を解いてしていると飽きがきてしまうことがあり、その間に記述の勉強をするといい気分転換になりました。

 

 

5.まとめ

 

 5ヶ月間ではまだまだ合格点に届くほどの実力には至りません。やはり時間は必要だと感じました。それでも、直前期や短期で集中して頑張ろうとすると、自分でも想像以上の力を出すことができます。これは試験が終わってから感じたことですが、あの直前期の集中力はなんだったのかと思っています。追い詰められると自分の能力以上の力が出ます。あの集中力を持続させることは無理があるので、これからも地味に追い詰められながら勉強していこうと思います。

 

 記述試験においてはまだまだ課題があります。問題演習を繰り返し、実戦形式の問題に慣れていく必要があります。本試験は独特の聞き方をしてきます。問題の文量もかなり多く、重要な部分とそうでない部分を素早く的確に判断するためには、やはり実践を積むしかないと思います。

 

 そして最後はやはりひな形なんだと思います。ひな形は基礎ではありますが、それが分からなければいくら問題の意図がわかっていても正解にはたどり着けません。

 

6.次回の予定

 

 今回まで、勉強のやり方や集中する方法など勉強の内容など具体的なものにはあまり触れないできました。これからは、勉強の内容にも触れていきたいと思います。そこで次回は、平日に勉強スタイルを勉強している内容も交えながらお話していこうと思います。それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 最後に我が家の今日のデグーさんです。

 

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