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司法書士試験 初学者が陥りやすいこと


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司法書士試験、初学者は様々な勘違いをしている

 

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 司法書士試験は難関資格であるが故に、学習を進めていく過程で数々の困難に当たります。私も何回も様々な問題に直面し、その度に悩み苦しんできました。それは今現在も同じで毎日何かしらの疑問が生まれ、不安を抱えながら勉強しています。特に勉強を始めてすぐのうちは、参考書や条文の量、わかりづらい判例の言い回し等を正しく理解するのに何度も諦めたいと思っていました。今回は、司法書士試験初学者が陥りやすいことについて、私の経験を交えてお話していこうと思います。

 

 

 

 

☆目次☆

 

 

 

 

1.挑戦することを諦める

 

 司法書士という資格の存在を知り、調べてみると、開業ができ比較的安定した収入が期待できる仕事をすることができると紹介されていた。じゃあ、自分も資格を取得してみようと概要を調べていると、合格率4%の難関試験で3000時間もの勉強時間を強いられることを知る。ああ、そんな時間取れないし、勉強したといても受からなければ無駄な時間を過ごしてしまうよなあ・・・。おそらく、ここがまず一つ目の壁になっていると思います。

 

 確かに、司法書士試験は並大抵の努力では合格することのできない超難関資格です。しかし、決して合格が絶望的な試験ではないと思います。

 

 まず、司法書士試験には年齢制限等の受験資格が制限されておらず、全ての人に受験資格があります。それこそ未成年者であっても試験を受けられますし、70代、80代であっても試験を受けることができます。(なお、司法書士として仕事をするには成人していなければなりません。)そして、司法書士試験は毎年必ずどこかで1回行う必要があります。よって、全ての受験生に毎年1回かならず試験を受けるチャンスがあるというわけです。なにも一発で合格しなくてもいいので(もちろん一発合格できればそれに越したことはないですが)、何回も挑戦できると思えば、挑戦する前から諦める必要はないと思います。

 

 それでも、合格できずに諦めてしまうこともあるでしょう。しかし、ここまで勉強してきたことは決して無駄にはならないと思います。民法会社法憲法等は様々な資格試験において出題させているので、違った資格試験でも使えます。それに、ここで条文の読み方を習得しているので、そういった点でも今後の勉強する資格試験に活きてくるのではないかと思います。

 

 

2.学習量の多さに勉強を途中で諦める

 

 いざ、勉強を始めていこうと予備校に申込み、教材が到着しました。おそらく多くの人がここで届く教材の多さに驚くと思います。私も、こんなに多くの条文や判例、解釈などを覚えなければならないのかと気が遠くなりました。

 

 しかし学習を進めていくと、重要な論点と、それほどしっかりやらなくともいい部分とがあることが分かってきます。例えば、民法でも全ての条文を理解しなければならないわけではなく、暗記しなくてもいい条文が割とあります。テキストの内容においても同じで、とりあえず一読しておけばいい部分、読み飛ばしてしまっていい部分があります。学習を始める前は全ての条文を暗記しなければならないと思っていたので、それを知ったときは大分救われた気持ちになりました。

 

 

3.全て学習していないのに自分には無理だと決め付ける

 

 これは今の私にも言えることなのですが、なぜか一定のスパンで自分には無理なんじゃないかと考えてしまうことがあります。これは過去問を解いていると頻繁に思うのですが、講義を聞き、テキストを追っていざ、過去問を解いてみると、自分では理解しているつもりだったのに間違いだらけ・・・。しかしよく考えてみるとテキストを一読しただけで全て解けているのであれば、もっと多くの受験生が合格しているはずです。

 

 学習を進めていけば自然と理解力が付き、記憶がしっかり定着していきます。それまでが辛いですが、途中で諦めてしまうのはあまりにももったいないです。

 

 

4.独学で勉強を始める

 

 司法書士試験は独学には向いていない試験と言えると思います。私も初めは独学で勉強しようと色々調べて試しに民法総則のテキストを買ってみましたが、条文や判例、謎の法律用語とちんぷんかんぷんでした。勉強の仕方も分からなく、理解できたと思っていた部分があっても、解釈を誤り間違った知識として定着していまう等、とても独学で合格はできないなと感じました。

 

 初学者であり、短期で合格したいのであれば、予備校や通信での講座を申し込むのが無難だと思います。講師の方は皆プロですので、講義もわかりやすいですし、独学ではわからない重要論点や、さして重要でない場所を指摘してくれるので効率よく勉強できると思います。

 

 

5.無理な学習計画を立てる

 

 勉強を始めてすぐは、やる気もありますしかなりハードなスケジュールを立ててしまうことがあります。しかし、それはなかなか続かないことがほとんどだと思います。余裕を持ったスケジュールを立てることをオススメします。

 

 計画は逆算して立てていくのがいいでしょう。本試験から遡って立てていくと計画を立てやすいです。

 

 しかし計画通りにはなかなか進まないものです。要所要所で軌道修正する必要があります。それには週ごとに計画を立てていくのがいいと思います。週ごとに計画を立てることで1日のスケジュールも立てやすくなります。

 

 

6.まとめ

 

 今回は、初学者が陥りやすい、ぶち当たりやすい壁について話してきました。司法書士試験の勉強をしてきて一番に感じたのは、本気で司法書士になりたいという気持ちがないと、途中で挫折する可能性が高いということです。特に法律の勉強をしたことのない初学者だとより感じるでしょう。勉強を始めたのであれば、まず続けてみるということが大切です。継続することは何よりも大変ですが、合格するには必要不可欠であり、そして一番の近道です。私も学習を継続して、短期合格を目指したいと思います。

 

 

7.次回の予定

 

 ここまで、勉強するメリット等どちらかといえば良い面ばかりに目を向けてきましたが、勉強することでのデメリット等悪い面もあるはずです。そこで、次回は司法書士試験勉強をすることのデメリットについて話していきたいと思います。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 最後に今日の我が家のデグーさんです。

 

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